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うつ病は心の風邪ではありません。
「うつ病は心の風邪」と呼ばれていますが私は「心の風邪」という表現が適しているとは考えていません。理由としてはうつ病を含め精神疾患の治療は長期戦になり数年単位で考える必要があるからです。
もちろん、社会復帰というテーマで考えたり病状の安定というテーマで考えれば数ヶ月で病状の安定であったり社会復帰・仕事復帰が出来る場合もありますが薬物療法という治療としては数年単位の長期的な治療期間が必要になります。
そして、精神疾患の多くは精神科の医師が問診をした上で病名が決まる事も多くあります。また、転院する事も普通にあり病院が変わる事で病名が変わる事も多くあります。
ただ、精神疾患にも検査はありますが費用的な問題や検査にかかる時間的な問題などからクリニックなどでは導入されていない事が多く検査をして病名が定まる事は少ないのが実態ではあり仮に検査をしても結果として治療方針が変わるか?変わらないか?で判断すると変わらない場合もあることから検査を実施する病院やクリニックは少ないのが現状です。
ですので、初診の病院・クリニックなどで「うつ病」と診断されても治療が行き詰まり転院し次の病院・クリニックで病名が変わり治療方針が変わる。更には、また違う病院に転院する事の繰り返しに陥る場合も多くあります。
個人的にも多くの病院・クリニックを転院しましたが私の場合は検査をした上で病名が定まっていた事で同じ病院・クリニックで治療してきました。今は、治療方針の変更とフォローアップ体制の整った24時間・365日対応可能な入院病床もある精神科専門の病院に転院して治療を受けています。
そのような状態ではありますが私も最初の診断は「うつ病」でしたが検査の結果としては「双極性障害」であり「うつ病」の診断を受けてから既に20年近くが経過しています。そして、今でも診察で通院して薬も飲んでいるのが現状です。
ですので、私の個人的な考えとして「うつ病は心の風邪ではない」と考える必要があり私個人ですが20年近くの歳月が経過しても病名は変わりましたが精神疾患を抱えていますので長期戦でもあり一生背負う障害でもありますのでうつ病の診断でも心の風邪とは言えないと考えています。
精神疾患という病気は身近な病気と言われるようになりましたが病状が安定しても完治は難しいのが精神疾患の怖さでもあります。私自身も数年で完治すると考えていましたし数ヶ月で社会復帰出来るとも考えていましたが20年近くが発病から経過していて未だに治療中でもありますのでゴールは見えていません。
だからこそ、精神疾患を予防するために「ストレスを溜めない」「疲労を溜めない」「睡眠をしっかり取る」などの事を踏まえて生活する事でリスクを減らせます。
しかし、精神疾患を抱える人も昨今は増えていますが私を含め精神疾患を患った事で「アレは良くなかった」「休めば良かった」「病気になるサインが一杯あった」などの考えになりますが基本的には自分自身が精神疾患になるとは考えていませんでしたし精神疾患を抱えて20年近く治療しても治らないとは全く考えていませんでした。
精神疾患は予防出来るとは考えていますが多くの人は自分が精神疾患になると考えていませんので結果として精神疾患を患う人が増えていく結果になっていると思います。
東日本大震災
もう14年もの歳月が過ぎましたが14年前の3月11日の事は今でも鮮明に覚えています。
当時は実家に住んでいましたが今まで経験したことのない地震が発生しました。もちろん、東北地方のような規模ではなく震度4程度の地震でしたが後にも先にも震度4程度の地震は14年前の3月11日だけです。
地震発生時は自分の部屋でギターのメンテナンスをしていましたが地震が落ち着いたのを見計らって家族のいるリビングに移りました。
リビングでテレビをつけると東北地方の太平洋側で巨大地震が発生した状況とともに津波警報が表示され数分後には漁港のような場所に停車してあった大型トラックが波に飲まれていきました。そのトラックには逃げ遅れた人たちがトラックの荷台に逃げていましたが逃げた人たちもトラックごと津波に飲まれていったのを今でも鮮明に覚えています。
同じ市内でも大半の世帯では自身直後から24時間近く停電になったらしいですが幸いにも実家は停電を免れた事で自身の被害も津波の被害も夜には火災のニュースも知る事ができました。
この津波の映像に関しても衝撃の度合いは凄まじく津波が岸壁で跳ね上がって高くなりそのまま人も物も全てを飲み込んでいったという表現以外に言葉を選ぶ事は出来ません。
もちろん、漁港や海岸線をテレビで見た訳なのでどこまで波が襲ったのかはリアルタイムでは分かりませんでしたがその後のニュースなどで住宅も学校も全てが波に飲み込まれた事も知りました。
また、津波の被害に遭わない地域であっても地震の被害も多くの地域で被害が出た事も事実です。
時々、東日本大震災と聞くと地震が発端となって津波が発生した災害でしたが津波の印象が強過ぎて大地震であった事を忘れてしまいがちになりますが自身の地震の規模というだけでも大地震で建物の倒壊などの地震災害も津波と同じく大きな災害であった事を忘れてはならないと思います。
東北地域から離れた東京でも大きな影響が出て交通網が完全に麻痺してしまい職場から自宅まで歩いて帰る必要があった方も多くいたと思います。私の友人も数時間歩いて帰宅した人もいます。
他にも原発事故というのも忘れてはならない部分として福島県から他の地域に移り住む事を余儀なくされた人たちも多くいますし未だに福島に戻れない人たちもいるのではないでしょうか。
そして、原発の影響で計画停電などもあり私個人としては計画停電が実施されるタイミングでクリニックに診察に行く必要があり診察は無事に終えましたが計画停電の影響で薬の管理が出来ないとの理由で薬が貰えずに計画停電していない地域の調剤薬局まで貰いに行きました。
東日本大震災以降は福島には遊びに行きましたが仙台とかにも遊びに行きたいと思います。
仙台は美味しいものがイッパイあります。
精神疾患は予防出来ます。
ここ数年で精神疾患を患う人が非常に多くなっています。
要因としては、コロナウィルス感染症や物価高などストレスの要因になる社会問題が主な要因になっていると言われています。更に、精神科や心療内科などのメンタルクリニックもパンク状態で新規の患者を受け入れない病院やクリニックも多くなっています。一部のクリニックでは新規の患者を受け入れていない為に受け入れているクリニックに予約が殺到し受け入れているクリニックも受け入れ可能人数を超えてしまっている状況や受け入れているクリニックも数ヶ月先の予約になってしまっています。
ですので、精神疾患の疑いがあっても直ぐに専門医の診察を受けられる状況ではなくなってしまっているのも現状です。
もちろん、精神疾患も予防出来る疾患です。無意識に精神疾患の予防をしている人も多くいます。
でも、精神疾患を患う人は増え続けている訳ですが私が精神疾患を発病した当時も同じですが多くの人は「自分が精神疾患を発病する事はない」と考えていますので予防方法があっても予防策を講じていない為に精神疾患を発病してしまうのが実情です。
外出先から帰宅したら多くの人が「手を洗う・うがいをする」などの行為を意識的に風邪や感染症の予防として行う人もいれば無意識で行う人もいますが結果としては風邪や感染症予防という意味で一番ベースとなる予防策の一つだと思います。
「精神疾患の予防策は何か?」という要素になりますが非常に多く人それぞれ違ってきますがサイクリング・ランニング・散歩などは非常に効果的な方法です。他にも映画・ドラマ・ゲーム・読書なども効果的な予防策です。
まず、サイクリングやランニング・散歩など屋外での軽い運動は運動不足の解消や趣味などの一環で行う人も多くいますが精神疾患の予防というテーマでも屋外での運動は効果的な予防策になります。
そして、映画・ドラマ・ゲーム・読書などは気分転換という観点から精神疾患の予防策として有効な方法です。
更に大事になるのが考え方の転換で、1日1日を線ではなく点で考えるのが重要になります。
1日1日を点で考えて、1日1日をリセットする為に気分転換に繋がるテーマを取り入れて1日1日をリセットしていく事が重要になります。
そして、1日1日をリセットする為には気分転換をしてリセットする行為以上に睡眠が大切になります。
睡眠は1日1日の精神的疲労や身体的疲労をリセットします。睡眠不足になると身体的な疲労だけでなく精神的疲労も蓄積されてしまい睡眠不足から精神疾患を発病する人も多くいますので睡眠不足は精神疾患予防という意味で一番大敵な要素になってきます。
更に、身体的疲労も精神疾患と関係があり身体的な疲労や身体的な不調はストレスに繋がってしまう為に精神的な疲労と同様に精神疾患予防というテーマでは大敵な要素になります。
そして、食生活も大事な要素になりますが食生活は規則正しい生活習慣を維持するために重要になる要素と食欲が突然増える食欲が最近減っているなどはストレスや疲労のサインになりますので食生活の変化は見逃さず意識する事でいち早く精神疾患予防の対策を行う事に繋がりますので重要です。
注意が必要になるのは、寝付けない・何度も起きてします・一日中眠い・食欲がない・スイッチが入らないなどは危険なサインになりますので休息を取るカウンセリングを受けるなどの対策が必要になってきます。
日本の経済は衰退しています
精神疾患を患っている事を踏まえて考えるだけではなく日本国民の多くが感じている事は今の日本経済の状況は同じだと考えています。
その一例として日本国民の預貯金額が直近の2年間で平均して100万円以上減っているという調査結果が出ています。この預貯金額が平均100万円以上減っている原因は物価高に対応出来ていない賃金の問題もあると思います。
もちろん、大企業の多くは物価高に対応した賃金アップを行っていますが中小零細企業が物価高に対応した賃金アップが出来るかと言えば出来ません。中小零細企業が直面している問題は深刻で原材料費が高騰している事が影響していても見積額が上がれば仕事を受注出来ない場合もありますし従業員の給料を上げるにも収益が減っていれば賃金アップが難しい企業も多いのが実態です。
更に、中小零細企業の多くが凄いスピードで倒産件数も増えてしまっている状況です。
そして、生活保護の申請も凄い勢いで増えている状況でもあります。
この日本経済を支えるべき中央省庁や政治は与野党共に国民感情とは違うテーマで話していて高校の無償化も103万円の壁よりも国民が実感出来る物価高対策をするべきだと思います。高校の無償化にしても103万円の壁にしても基本的には減税や財政出動になる訳ですので物価高対策として消費税の減額の方が全国民にとって平等な対策になります。
年金で生活している高齢者や障害を抱えて障害者年金で生活している立場の人は子育て政策も103万円の壁も全く穏健を受けない人達もいる事も考えた上で全世帯が実感出来る政策でなければ意味がないと思います。
本当であれば一部の自治体で行われている精神疾患を含め障害を持つ人が障害に該当する診察・治療やリハビリにかかる窓口負担の無償化にする政策に取り入れる必要もありますし健康保険の加入していないフリーターの若者も多くいますので健康保険も無償化してマイナンバーカードを持っている人は3割の窓口負担で医療を受けられる制度改革に移行する事も必要だと思います。
そして、年金の制度改革も必須の課題であり年金の財源は所得税や消費税で対応すべきだと思います。
今の税制は消費税を支払っても税金分の穏健を国民が平等に受けられていないのが実情です。国民全員が平等に穏健を受けられ制度改革を行う必要があると思います。
海外では日本より所得税や消費税が高い国は多くありますが高額な所得税や消費税を支払っても目に見える形で穏健を受けられる制度だから成り立っている訳ですが日本は子供が小さい時は子育て対策の穏健を受けられても子供が大人になれば穏健が一切無いとか子供がいない世帯は全く穏健の受けられない制度なので税金を支払っても全く穏健を感じない人達も多くいます。
そして、税金が高くても福祉分野が充実している国は国民の幸福度も高く少子化問題も表面化していないと言われています。所得税や消費税が高くても必要な医療は低額や無償で受けられ充実し安心出来る年金制度がある事で国民の幸福度も上がり少子化問題もなく安心安全な年金制度があり将来への不安が無く暮らせる国を作るべきだと思います。
個人的には、103万円の壁のような所得控除ではなく所得に応じて税金を支払う事は国民の義務だとは思いますが所得税や消費税を支払っても国民が穏健を受けていないのが問題であって子供から高齢者まで平等に穏健を受けられる制度設計に修正しないと国民民主党のような的外れなピエロ政党が出てきてしまいます。本当に国の制度改革・財政改革を国民のためになる制度に変える政党であれば良いと思いますが今の日本には存在していないのが実情だと思います。
3つのリスク
ブログの更新ですが暫くお休みをいただきました。
今までブログの毎日更新を心掛けていましたが毎日更新が難しい状況になり今後は不定期更新という形でブログは続けさせていただきます。
ブログの更新を数週間お休みしていた理由ですが、今まで通院していたクリニックから入院も可能な365日24時間対応出来る精神科・心療内科専門の病院に転院しました。
この転院に関しても理由があり、今まで通院していたクリニックでは診療時間内であれば対応してもらえても休日や診療時間外では対応が難しい部分があり大幅な治療方針の変更が出来ずフォローアップ体制の整った病院で治療方針の変更を望み転院しました。
大幅な治療方針の変更と言いましたが基本的には薬物治療に変更はありませんが数年間使っていた薬でしたが常に薬の副作用でレストレックス症候群という副作用に悩まされてきました。もちろん、レストレックス症候群の薬も併用していますが薬を飲んでいても改善が出来ず薬を変更したいという判断をしました。
長年使っていた薬を変更するにはリスクがあります。
薬の変更は一度に変更する事は出来ませんので2週間単位で一方の薬を減らし一方の薬を増やして徐々に進めて行きますが減らしていく薬に対する要素と増やしていく薬に対する要素を患者側としても伺いながら診察の時に主治医と相談をしながら進めますが薬を変更する事で体調を悪化させる可能性は常にありレストレックス症候群という副作用に関しても薬を変更しても変わらない可能性もあります。
この薬を変更する事でのリスクの1つ目として薬を変更する事で体調を悪化させる危険性がある事と薬を変更しても同じ副作用が残る可能性もあり時間をかけて変更しても変わらない場合もあればレストレックス症候群以外の副作用や病状の悪化を招く可能性もあり多くの要因でリスクが存在します。
1つ目のリスクは減らす薬と増やす薬を少しずつ動かす段階のリスクですが2つ目のリスクは徐々に減らしていく薬から増やした薬に乗り換える時に離脱症状が出る可能性があります。慎重に減らしていっても完全にゼロになるのと少しでも残っているのとでは違います。
更に、3つ目のリスクは薬が変われば薬のバランスも変わりますのでゼロにした薬の影響を補い増やした薬の影響で減らせる薬もありバランスが崩れてきますので薬の整理も必要になり一時的には薬の効果が全体的に強くなる場合や逆に弱くなってしまう可能性もあり病状悪化のリスクが常にあります。
もし、順調に一方を減らして一方を増やして最終的に薬の変更をしたら次に薬を慎重に増やす薬と減らす薬を整理するわけですが完全にバランスが整うまでには半年ぐらい掛かります。ですので、3つ目のリスクという意味では薬を綺麗に整理するまでは常にリスクがあるとも言えます。
もちろん、治療の影響とは別に精神疾患は常に病状の変化が伴う訳で全て薬の変更が影響しているとは言い難い部分ですが薬の整理が整うまでは特に体調の変化を観察し主治医と相談しつつ進めていく必要があると思います。
ここからは個人的な話ですが、昨年12月に転院し薬の変更を進めてきて一応は薬の変更は終わりましたが2つ目のリスクである離脱症状に悩まされているのが現状です。もちろん、リスクに関しても承諾し説明があった上で変更していますので仕方ない要因です。
でも、精神的に落ち込むとかの意味ではなく手足の震えに悩まされている状況ですが3週間前後が経過し大分落ち着いてきたので安心しています。
そのような要因もありブログの更新がストップしてしまいました。
まだ、完全復調ではありませんので無理をせずに不定期更新で体調と相談し書きたいテーマがある時などにブログを更新していこうと考えています。