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ピアカウンセラーだから分かる薬のこと
精神疾患を抱えているピアカウンセラーだから精神疾患における薬のことに関しても一定の知識を備えています。
特に初めて精神科や心療内科を初診で受診された時で処方される薬を飲むのが怖いという人が多くいます。
しかし、精神疾患における薬の多くは既に実績のある薬が多く他に薬を飲んでいる方は飲み合わせにだけ注意すれば基本的に安全が担保された薬が多いので特別な心配をする必要はないとおもます。
また、薬を飲んでいるのに効果がないという悩みを抱えている人も多くいると思います。
薬を飲んでいるのに効果を感じられない場合は複数の可能性が考えられます。
1つは、効果が出るまで2週間ぐらいはかかりますので副作用的な要素がないのであれば飲み続けるのがいちばん良い方法だと思います。
2つ目は、効果は出ているが実感できないケースというのも多くあり精神疾患の薬は効果を感じないで病状雨や症状が落ち着いている形にするのが一番良いと言われています。
3つ目は、薬との相性が合わない場合も多くあります。例えば抗うつ剤に関してですが、非常に多くの薬が存在しますので「薬を飲んでも体調が悪い」と医師に伝え薬を変更してもらうという要素もあります。
4つ目は、不安などの症状があり頓服で安定剤を処方されているが安定剤を飲んでも良くならないという場合もあります。この安定剤というのも複数の薬がありタイプも異なります。即効性があるが薬の効果が短い薬から即効性はないが長時間効く薬もありますが即効性のある薬であっても効果が示されるまで30分から1時間程度は効果が出るのに時間がかかりますので身体を休めながら効果が出るのを待つというのが大事になります。
睡眠薬に関しても複数のタイプがありますが基本は安定剤などと同じで効果が出るのに30分から1時間前後かかりますので布団で休みながら30分から1時間前後待つ事で自然な形で眠る形で睡眠に入ることが大事になります。
ただ、どんな薬に関しても飲み始めには特有の副作用があったりしますので注意が必要になる薬も多くあります。数日間は様子を見るのが一番良い選択肢だとは思いますが副作用のような症状が強く出る場合などは早めに医師に相談してください。
基本的に、体調が安定するのには1ヶ月前後は必要になりますし自身にベストな薬の選択などにもある程度の期間が必要となってきます。
また、同じ薬を続けて飲んでいても体調を崩さない訳ではなく自分に合った薬を飲んでいても体調の変化はありますので焦らない事が精神疾患の薬全般に言えると思います。
もちろん、薬だけでなく日々の生活の中で精神疾患から来る病状の変化もありますが基本焦らない事がいちばん早い回復に繋がっていきます。
後は、自分の病状をしっかり観察し診察の際に医師に相談し「改善しないので他の薬を試せないですか?」と医師に相談する事も非常に大事になります。
私の知っている方で1日1日の体調の変化をメモし診察時に医師に相談している人もいます。
人間は体調の良い時はあまり気が付かない要素もあり逆に体調の悪い時は鮮明に覚えていたしますのが良い時も悪い時も体調の良い時の状態と体調が悪化した時の状況の両方を医師に相談するのがベストです。
この様な要素までしっかり対応出来るのがピアカウンセラーの特徴でもありますので薬や病状の事なども相談できるのがピアカウンセリングのメリットになります。
F1ドライバーのメンタルをピアカウンセラーとして説明
私は精神弛緩を患う前の子供の頃というか15歳ぐらいから本格的にF1をテレビ観戦してきました。スポット的にF1を見ていた頃まで遡ると小学生とかまで遡ることになります。
リアルタイムで見るのは難しいので録画をして翌日にレースを見るスタイルで観戦していました。
そんな中で、私自身が精神疾患を患い最近になってピアカウンセラーを目指すという意味で資格を取ったりメンタル的な心理を学んだりしてきた中でF1ドライバーのメンタル的な心理を考えてみました。
これは本人が公表したことになりますがチャンピオンを数回獲得しているドライバーが小さい頃から精神疾患を抱えていたことを公表しました。
まず、F1というのは限られたドライバーだけが辿り着けるカテゴリーであり多くのドライバーはF1までたど辿り着く事すらできませんので基本的にJr.カテゴリーと言われる世界では基本的に全てのドライバーが的になりますので味方は誰もいない世界で戦ってきます。
そしてF1まで辿り着けたとしてもレースになればチームメイトは一番先に倒す相手になります。
もちろんシーズンが終盤になるとチーム戦略によるチームプレイが必要になる場面も多くありますが基本的にはチームメイトは一番先の的ですし前を走っているマシンの前に出る事が大事になります。
ですので、Jr.カテゴリーにしてもF1にしても基本的には孤独なスポーツです。
レース中のドライバーのメンタルを想像すれば全てのドライバーは一般人では考えられない世界の躁状態のメンタル状況になると思います。そして全てのドライバーはチームメイトや前を走るドライバーを抜くために集中しているでしょうし節気視してバトルの様な状況に入ればチームに何も言わないで欲しいドライバーもいますしチームに何処で抜けるチャンスがあるかを確認しているドライバーもいます。もちろんレース中ですので無線で汚い言葉を吐くドライバーも多くいます。
でも、F1ドライバーのメンタルで一番大事になるのがレース前とレース後になります。
言葉では自身があるといいながら不安を抱えているドライバーも多くいると思いますし逆に不安を押し殺す為に強気な言葉で自分自身を鼓舞するドライバーと分かれると思います。
レース後にしても最善を尽くしたと自分を納得させるドライバーもいれば結果をネガティブに捉えマイナスに考え込むドライバーもいます。
また、レース会場に家族や友人や恋人を呼んだり他チームにいる仲の良いドライバーと交流していたりペットを連れてきたりしてリラックスしていたりドライバーなりの個々の形でリラックスをしているドライバーもいます.そして、ドライバーによってはセラピストやメンタルトレーナーを帯同させているドライバーもいます。
簡単に言って仕舞えばレース前にはネガティブな感情にならない様にサポートしレース直前には集中させる為のルーティーンだったりを行ったりしているドライバーも多ければマシンに乗り込み集中するドライバーもいます。
レース中に関してはチームの担当エンジニアがドライバーのメンタルや集中力をコントロールして必要のない時はリラックスさせ必要な時は集中させるなどしてドライバーをコントロールします。
レース後に関してはポジティブな結果なら問題ありませんがネガティブな結果が出た場合にはチームがメンタル的な部分を支える場合やセラピストが支える場合など色々なパターンがありますし同じ結果でも切り替えのできるドライバーと切り替えが苦手なドライバーもいます。次のレースまで引き摺るドライバーもいます。
でも、次のレースまで引き摺っているドライバーは次のレースで絶対に結果を出すドライバーが多くいるのも確かです。
F1ドライバーというのは選ばれた20人しか参戦出来ない世界ですがF1ドライバーであってもレース前には不安を抱えるドライバーもいますしレース後に落ち込むドライバーもいます。
でも、これは一般人でも同じ事が言えて自信過剰になりやすい人は結果として良い人間関係を築けなかったり努力を惜しんだりします。
逆美、不安な気持ちを感じている人の方が勉強を重ねてきたり良い人間関係を築けたりします。
前のレース結果を次のレースまで引き摺るドライバーがなぜ次のレースで結果を出すかと言えばレースシュミレーターやトレーニングを重ねるから次のレースで挽回するわけです。
アスリートでも学生でも社会人でも努力を重ねたり自問自答して自分の悪い部分を改善したりする事で良い結果が出ると思いますがコレは全ての人に共通であるとも思います。
ピアカウンセリングのメリットとデメリット
ピアカウンセリングを医療に例えるのであれば1つの病状だけに対する特効薬の様な感じになります。
何度かブログなどで書いてはきましたが「ピア」という言葉の意味は世界中に多く存在する疾患や障害など特定の疾患を有する人が同じ疾患を有す人同士がサポートを行なったりカウンセリングを行なったりする同じ疾患を抱えている人同士のことを「ピア」という言葉で表現します。
同じ疾患や障害を抱えている人同士だから分かり合える部分や助け合える部分など同じ疾患や障害を抱えているから分かり合える要素があるからこそ助け合いや分かち合い支え合うといった要素でピアカウンセリングは成り立っています。
逆にいって仕舞えば、ピアカウンセリングは特定の要素に関するカウンセリングに関しては自身の体験や同じ疾患を持つ人同士の交流などで得た多くの体験や勉強などで非常に有意義なカウンセリングが可能となる訳ですが1つの要素に関しては深い内容のカウンセリングが可能であっても扱える幅という意味で言って仕舞えば幅は狭くなってしまうのがデメリットになります。
私たちNEED ROOMに関してもメンタル関連のストレスであったり悩みであったり精神疾患を抱える人のフォローだったりは可能ですが身体障害者などの方をカウンセリングする事は出来ません。
そう言った意味で考えると臨床心理士の方が行うカウンセリングはオールジャンルに対応出来る訳ですしどんな内容のカウンセリングに対しても対応出来るノウハウを持っていると思います。
その様な意味合いで考えると物凄く狭い中でのカウンセリングしか対応出来ないのがピアカウンセリングであり1番のデメリットと言えると思います。
そして、ピアカウンセリングのデメリットはピアカウンセリングを行うカウンセラーの数が非常に少なくピアカウンセリングを望んでいても幅が狭いのがピアカウンセリングなので実施しているカウンセラーが居ないという状況も実際あります。
まだ日本ではピアカウンセリングというスタイルが認知されていない部分も多くありピアカウンセリングを望む人も少なければピアカウンセリングを志す人も少ないのが実情ではあります。
だから、カウンセリングとして認知されて居ない部分も多くありますし昔から続く臨床心理士の方が行うカウンセリングが日本では中心になっている事はある意味仕方のない事であるとも考えています。
その様な意味合いで言えばピアカウンセリングはデメリットも多く幅の狭いカウンセリングしか対応出来ない点やピアカウンセリングを行うカウンセラーが非常に少ない点がありピアカウンセリングを望んでも対応出来るカウンセラーがいないという要素がいちばんのデメリットだと思います。
今の日本で選択出来るカウンセリングの多くは臨床心理士の方のカウンセリングしか選択出来ないのも事実ですがアタ悪しいカウンセリングの形としてピアカウンセリングも必要だと私は考えており私たちはピアカウンセリングとして NEED ROOMを設立しました。
これは、医療の世界でも同じで救急医や総合内科医の様な存在も必要ですし呼吸器内科や消化器内科の様な特定疾患に精通する内科医や呼吸器外科や消化器外科のような外科のスタイルも必要であるようにカウンセリングの世界でも特定の疾患に対応するピアカウンセリングというスタイルの普及も重要になってくる要素だと思っております。
ピアカウンセリングは当事者カウンセリングとも言います
アカウンセリングの考え方の基本は同じ疾患や障害を持つ人が同じ疾患や同じ障害を持つ人のカウンセリングを行う事を言います。
そして、同じ疾患や障害を持つ人同士の事を「当事者」と基本的には表現します。
ですので、ピアカウンセリングというのを言い換えれば当事者カウンセリングとも呼びます。
精神疾患を含めある一定の疾患や障害を抱えながら生きている人は大勢いますし簡単に疾患と呼ばれる部分に関しても障害という部分に関しても様々なケースがありますし一般的には知られて居ないような疾患を持っている人も多くいると思います。
その様な意味でピアカウンセリングという概念を考えていくと物凄く多くのピアカウンセリングのジャンルがあります。
しかし、考え方を変えて考えていくと狭くて深い要素を持ち合わせたカウンセリングスタイルというのがピアカウンセリングや当事者カウンセリングとなります。
身体障害者という分野で考えた場合においても脳神経外科関連の障害や事故などによる整形外科関連の障害もあります。
その様な分野の経験者がカウンセリングで悩みなどの話を聞いたりするのは非常に効果的なカウンセリングスタイルとして確立されています。
私たちのジャンルであるメンタル的な要素や精神疾患も経験者が悩みや辛さを聞く事によるカウンセリングスタイルも確立されています。
その様な意味で、精神面に関するサポートやカウンセリングに関しては幅広い知識や実体験がありますので実体験なども含め色々なケースを想定して「あの時の対応は悪かった」とか常に自問自答し悪かった事に関する解決策を考えて次に活かすように考えて生活しています。
そして、それをカウンセリングという場面に置き換えると私の経験が役に立たない場合などもある訳です。
しかし、考え方という意味では全く同じで相談内容を精査し分析し自分に置き換えたりし自分ならどんな選択をするか?を考えていきます。
そのように、実体験に裏打ちされた要素や他の精神疾患患者との繋がりからくる知識だけでなく相手の話を聞き自分の考え方とは違う考え方なども含め多くの引き出しがあるからこそ当事者によるカウンセリングの意味が生まれてきます。
これが、当事者カウンセリングやピアカウンセリングと呼ばれるカウンセリングスタイルの大きな特徴になります。
例えば、精神疾患を抱えている人同士の会話と一般的な会話では大きな違いがあったりもします。
一般的に、「体調どうですか?」と聞かれたら「体調良いです」とか「絶好調です」とか答えてもあまり違和感ないと思いますが精神疾患患者同士の会話では全く違う会話になります。「最近、体調どうですか?」と聞かれた場合に「体調良いです」と答えると「大丈夫ですか?」とか「無理しないでください」とか言われます。
「頑張ってください」とかは精神疾患患者同士の会話では禁句だったりします。
カウンセリングスタイルは様々です
私たちが行うカウンセリングを大きなジャンルで言えばピアカウンセリングという事になります。
ピアカウンセリングというのは、まだまだ世の中には認知されていないカウンセリングスタイルやカウンセリングジャンルになるとは思います。
基本的なカウンセリングスタイルは臨床心理士の方々が行うカウンセリングスタイルが一般的になると思いますので私たちのピアカウンセリングというスタイルは全く新しいカウンセリングジャンルになるかと考えております。
ピアカウンセリングのジャンルは幅広く精神疾患から身体障害者の方や不妊治療をされている方など同じ悩みを抱える人同士がカウンセリングを行い情報交換も含めたカウンセリングを行うのがピアカウンセリングのあり方です。
私たちが担当するピアカウンセリング分野は精神的な要素を含むストレスや悩みなどを含めた要素と精神疾患で辛い思いをされている方などをフォローするメンタル的な要素に限ったピアカウンセリングスタイルです。
私の話をさせていただくと既に人生の半分近くの時間を精神疾患と共に生きてきました。ですので、今考えると精神疾患に至る前に対応策を行なって自分助けを行なっていれば違ったかもしれないと今では考えたりします。
その様な経験を交えて精神疾患を抱えた方からの相談はもちろんですが精神疾患に陥る前にカウンセリングを通じてフォローしていきたいという想いも強くあります。
ピアカウンセリングの根幹というのは勉強ではなく経験からくるカウンセリングスタイルなので本当の意味でプロフェッショナルなカウンセリングスタイルがピアカウンセリングだと考えております。
とはいえ、まだ認知度は低いですしどんなカウンセリングを受けたいかという意味で相談を望む方が臨床心理士の方のカウンセリングを望み結果として良い結果が生まれればそれを批判する気は全くないでが逆に臨床心理士の方のカウンセリングを受けても望んでいた様な結果が得られなかったなどした方はピアカウンセリングも体験してみてください。
私たちは、ストレスや愚痴などから心配事から悩みなどや精神疾患を抱える方々の辛さや大変さなどのメンタル面のフォローに関しては自身で経験をしてきたプロフェッショナルな形のピアカウンセリングを提供出来ると考えています。
そして、私たちNEED ROOMのカウンセリングの大きな特徴としてホームケアとも言える一時的なリラックス方法であるコーピングと呼ばれる要素や1日のストレスを出来るだけ放出するストレスケアという方法を相談者の方と共に考える事も重要な要素として考えています。
もちろん、コーピングもストレスケアも一定の効果はあると思いますがカウンセリングのような高い効果は正直なく完璧なストレス撃退法にはなりません。
でも、1週間に一度のペースでカウンセリングを受けられた人が2週間に一度のペースになったり1ヶ月に一度のペースになったりとある程度の効果はホームケアでも出ています。
カウンセリングを定期的に受けてもらう事での効果は大きな要素になると思いますが私たちは初回のカウンセリングだけでなく継続カウンセリングにおいても前回のホームケアを見直し新しいコーピングやストレスケアを再度考え直します。そうする事により効果的なコーピングやストレスケアを打ち出す事もできますしコーピングやストレスケアの方法を増やすことで引き出しを増やす効果もあります。
もちろん、ホームケアを考える事が私たちのカウンセリングスタイルではありません。
しっかり相談内容などを聞き溜まっているストレスや愚痴を吐き出してもらう事も重要だと思いますし状況によっては共に考えながら解決策を考えていくなどのカウンセリングをベースにした上で相談内容などを踏まえた上でホームケアを考えていくスタイルがNEED ROOMのピアカウンセリングスタイルになります。