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精神科と心療内科の違い
精神科と心療内科というのは若干の違いがあります。
しかし、実際には精神科も心療内科も同じ精神科医が診療にあたります。
簡単に言ってしまうと、精神科は心の疾患で心療内科は体の疾患です。
鬱病の基本的な症状で説明させていただきます。
精神科の領域
*気分が落ち込む
*悲しい気持ちになる
*いつも不安
*やる気が出ない
このような気分の変調に関しては精神科の領域ではあります。
心療内科の領域
*眠れない
*突然痩せてしまう、突然太ってしまう
*身体が重い。身体が酷く疲れる
*頭痛
*便秘、下痢
鬱病に限らず心の病は精神科の領域だけではなく身体の症状を伴う事が非常に多くあります。
もちろん、病院の看板に精神科としか記されていなくても身体の症状に関して全く感知しない訳ではありません。
精神科と心療内科は基本は同じですが、内科なども内科・呼吸器内科とか内科・消化器内科とかドクターの得意分野を表記している病院があるのと基本的には同じです。
私は、精神科医だから身体の異常に関しては分かりません。という精神科医はいません。
もちろん、ドクターの得意分野として研究や臨床経験などで心の問題の方が得意というドクターもいれば、身体の症状を研究や臨床経験から心療内科の部類の方が得意という精神科医もいるとは思います。
基本的には、精神疾患の領域で精神科医の領域なので受診をする際には精神科でも心療内科でも同じです。
でも、最近は精神科と心療内科の両方を看板に据えている病院やクリニックの方が多いので基本違いはないと考えて良いと思います。
物価高
今日は、自分の診察帰りにお昼を食べてから帰宅しました。
で、近くの席の結構年齢の高い層の女性の方々だったんですが会話が聞こえまして・・・
「近頃の物価高で鬱になりそうだよ〜」「本当にメンタルに来るよね〜」
自分で理解出来ているなら多分ですが精神疾患とは無縁の方々だと思います。
本当に鬱になる人は、物価高で安い商品を探し歩いて疲れ果ててしまった方とか、金銭的に色々な我慢をしつつ食べたいものも食べず我慢し続けてしまう方とかなら精神疾患に陥る可能性はあります。
でも、普通におばちゃんトークが出来てますしお友達と食事してストレスも発散されているでしょうからメンタル疾患に陥る事はないだろうなぁ〜と、勝手に思ってしまいました。
確かに、今の物価上昇で家計はウチもメチャクチャ大変です。
出来る限りの節約をしていても金銭的に厳しくなるタイミングっていうのもあります。
何故、国はこの物価高に対して何の策も打たないのか疑問で仕方ありません。
超円安に関しては、何の策もないとしても関税を一時的に撤廃するとか給付金とか一時的な所得税の減税とかで減税アピールしてますが自民党お得意の無意味な投げ銭です。
というか、国は今の超物価高が続いて欲しいと願ってもいると思います。
理由は、消費税の歳入が物価高の影響で増えているらしく財務省としては嬉しい限りの状況が続いていてインフレが続くことを国は望んでたりもするんです。
しかし、日本のGDP国内総生産は下がっています。
物価高で商品が売れない状況ですし娯楽や贅沢品にお金を使う人が大幅に減っていることで下がっているわけです。
GDPが下がっているのに消費税の歳入が増えるってことは日常で使うものを買うだけで本当に節約してるのに今まで以上に1人あたりの出費が増えていることの証明ですね。
だから、裏では倒産してしまう企業も多くなっているわけですね。
さて、国は何を考えているのでしょうか?疑問です?
私のストレスケア
私も精神疾患を患っていて主治医からは「ストレスに対して敏感とか動き出すと止まらない」と言われています。
まぁ、確かに正解で何かを始めると身体が悲鳴を上げるまで終わりにしない部分は確かにあります。
そういった部分で自分自身を追い込んでしまうんでしょうね。しかも、自分で理解してても治らないのも精神疾患の特徴なのかもしれません。
だからこそ、私自身もストレスケアは非常に大切にしている部分だったりもします。
私の場合は、ドラマとか映画が好きなので夕飯後に映画やドラマをAmazonプライムとかHuluとかU-NEXTとかでストレスケアを行なっています。
小さい頃からドラマや映画は好きだったので結構効果的だったりもしますし、私自身の拘りでもあるんですが7.1chのシアターシステムを組んで楽しんでいます。
で、マランツのAVアンプを使用してますが光ケーブルでTVからアンプに音声データを送るのでTVの音量は基本的に0設定で音量調整はアンプの方で行なっています。
無駄に拘りが強いんです。
でも、そんな音響を組んでいるからこそ迫力のある音声が楽しめるので本当にリラックスできます。
昨今、物価高で生活していくのも大変な時代になりましたが癒しを求めていく部分には多少はお金を掛けても良いんじゃないかと個人的には思います。
精神疾患を抱えていようが精神疾患じゃない人にしてもストレスをリセットする必要もありますので自身のストレスケアを探してみて下さい。
お風呂で1日の疲れをリセットするように、1日のストレスをリセットするストレスケアは精神疾患予防として非常に役に立つと個人的には考えています。
リラックス出来る食材
精神疾患予防という観点からリラックス出来る食材と有効な摂取の仕方を紹介しようかと思います。
まずは、生野菜です。
「時々、サラダだけでは1日分の野菜を摂取することが難しい」などと言われますが精神疾患やリラックスする意味では1日一回でもサラダを食べる事は非常に有効に働きます。
生野菜をミキサーにかけて野菜ジュースにやスムージーにしても問題無いようです。
但し、「これ1本で1日分の野菜が摂取できます」的な謳い文句で宣伝しているような野菜ジュースは精神の安定には役に立たないようです。
もちろん、野菜ジュースが体に悪いのか体に良いのかは私は判断しませんが精神疾患という観点だけでいった場合は逆効果になるという研究結果が出ています。
次に、果物も精神疾患やリラックス効果として有効な食物です。
しかし、果物も野菜と同じで自身で果物ジュースやスムージーを作る分には有効性は保たれます。
でも、生野菜と同じで「ミックスジュース」「果物系のジュース」は果汁100%でも精神の安定には効果がないというか逆効果になります。
もちろん、野菜ジュースも同じですがビタミンや鉄分など色々な効果はあるとは思いますが精神的には有効性がないという事です。
野菜ジュースや果物系のジュースにしてもビタビン類などの補給には非常に役に立つとは思います。
鉄分の補給とかビタミンの補給など謳い文句にしているジュース類はちゃんと検証しているでしょうし体には良いいと思います。事実、私も飲みます。
あくまでも、研究という形で精神疾患患者とって「プラスに働くか?マイナスに働くか?」という事です。
なので、ジュースがダメと言う気もありませんが生野菜サラダも美味しいですし果物も色々と好き嫌いはあるにしても美味しいのでジュースで摂取するだけではなく生野菜や果物も摂取していけば良いと思います。
デザイン変更
この度、大幅にイメージを変更したホームページデザインに変更いたしました。
前々から、このデザインは検討していましたがメニューバーが隠れてしまう形だったので最終候補ではあったものの実際に採用はしてきませんでした。
しかし、今までのデザインにしても他のデザインにしてもスマホでホームページを確認すると他のデザインにおいてもメニューバーは隠れた形のデザインになっている事もありPC版もメニューバーが隠れてしまっても問題ないと判断しました。
ホーム画面の画像はスライドショーになっており画像が変化することでホームページのイメージも少し変化する形になっています。
この、ホームにある画像のスライドショーですが、この画像は色々と変更できるので定期的に変更していこうかなぁ・・・と、検討している段階です。
今回採用したデザインとともにNEED ROOMも6月再スタートといった気分で頑張っていきたいと思います。