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心理テストをご希望の方へ——私たちのカウンセリング方針について
カウンセリングを求める理由は人それぞれ
近年、カウンセリングに対する関心は高まり、インターネットや口コミなどを通して、さまざまな人がカウンセリングルームを訪れるようになりました。
その中でよくあるご要望のひとつが、「心理テストをしてほしい」「自分の性格や傾向を数値で知りたい」というものです。
たしかに、心理検査は客観的に自分の状態を把握するための便利なツールです。
「自分の傾向を知りたい」「発達障害があるか確認したい」「診断の補助として検査を受けたい」といったご希望があるのも理解できます。
しかし、私たちのカウンセリングルームでは、心理テストの実施や診断補助的な検査の提供は行っておりません。
心理テストを中心にした支援をご希望の方には、誠に申し訳ありませんが、他の専門機関や検査対応可能なカウンセリングルームをご検討いただくようお願いしています。
この記事では、その理由や私たちのカウンセリング方針について、できる限り丁寧にご説明します。
私たちが心理テストを行わない理由
心理テスト自体が悪いものだとは考えていません。
それどころか、医療機関や教育現場などでは重要な情報源になる場合も多く、適切に使えば有効な手段です。
ではなぜ、私たちが心理テストを扱わないのか。
それには以下のような明確な理由があります。
1.「対話による変化」を大切にしているから
私たちが大切にしているのは、対話を通じて、自分の気持ちや考えに気づき、自分自身で選択していけるようになることです。
心理テストで数値や傾向を知っても、「自分はこうだから仕方ない」とラベリングされて終わってしまうことも少なくありません。
そうではなく、対話の中でじっくりと自分を見つめ、気づき、整理していくプロセスこそが、深い変化につながると信じているのです。
そのため、短時間で結果を出す検査ではなく、「話すこと」によって得られる自己理解を重視しています。
2.診断や評価が目的ではないから
心理検査の結果は、時に「診断」や「評価」へとつながります。
しかし、私たちは診断を下す立場にありませんし、そもそも評価を目的とした関わり方は行っておりません。
「あなたはこういうタイプです」
「この傾向があります」
といった外からの分析よりも、その人自身の言葉で語られる物語を大切にしたいと考えています。
私たちは、あなたが「どんな数字で表される人か」ではなく、「どんなことに悩み、どんな思いで日々を過ごしているか」を大切にします。
3.検査が必要な場合は、適切な専門機関の紹介をおすすめしているから
もし本当に心理検査や診断が必要であれば、それは医療機関や心理検査を専門に行っているカウンセリングルームの領域です。
- 発達障害の診断を受けたい
- 学校や職場に提出する書類が必要
- 認知機能の評価を受けたい
このようなニーズに対しては、しかるべき専門家のもとでの対応が望ましいと私たちは考えています。
私たちは「何でも屋」ではなく、自分たちの専門領域に誠実であることを第一にしています。
私たちのカウンセリングが大切にしていること
私たちが日々大切にしているのは、次のようなカウンセリングの基本姿勢です。
- 話を丁寧に聴くこと:どんな話でも否定せず、共感的に受け止めます
- 問題点を一緒に整理すること:何がつらいのか、何に困っているのかを一緒に見つけていきます
- 必要な視点や提案を提供すること:必要に応じて、考え方の整理や現実的なアドバイスも行います
- 「自分を生きる力」を取り戻すこと:その人が自分で考え、選び、行動できるようになることを目指します
これは、短期的な解決や診断よりも、長期的に「その人らしく生きる力」を育てることに焦点を当てた関わり方です。
「数字」よりも「言葉」を大切にしたい
心理テストは、確かに客観的な情報を提供してくれます。
ですが、数字や結果だけでは語れない、その人なりのストーリーがあります。
- なぜそれがつらいのか
- いつから苦しかったのか
- 何に我慢してきたのか
- 本当はどうしたかったのか
そうした「言葉になっていない声」に耳を傾けることが、私たちのカウンセリングの中心です。
検査や診断によって「自分が何者か」を知ることもひとつの手段ですが、対話によって「自分で自分を理解していく」プロセスの方が、深い変化を生み出します。
私たちはそのプロセスを信じて、今日もカウンセリングを行っています。
もし心理検査をお望みなら、他の機関をご利用ください
繰り返しになりますが、心理検査を希望される方には、私たちでは対応できません。
そのため、以下のようなニーズをお持ちの方は、他の専門機関へのご相談をおすすめします。
- 発達障害やADHDの診断を希望している
- 学校や職場で必要な文書の作成が目的である
- WAIS、WISC、ロールシャッハなどの正式な検査を受けたい
- 数値で客観的な結果を得たい
当ルームでは、これらのご要望に対応する設備・資格・体制を整えていないため、誠実にお断りさせていただいております。
ご理解とご協力をお願いいたします。
最後に——私たちのカウンセリングを必要としてくださる方へ
私たちが行っているのは、派手な技法や即効性のある解決ではありません。
けれども、確実に「心に寄り添う」ことには自信があります。
- 誰にも言えないことを話したい
- 今の自分を整理したい
- 自分らしさを取り戻したい
- つらさの正体をゆっくり探っていきたい
こうした思いをお持ちの方には、全力で寄り添い、丁寧にお話を伺う準備ができています。
私たちのカウンセリングスタイルは、「心の奥にある言葉」を丁寧に紡いでいく、静かであたたかいプロセスです。
心理テストでは得られない、「本当の自分を知る時間」を大切にしたい方にとっては、きっと価値ある時間になると信じています。
どうか、必要な人にこのスタンスが届きますように。
カウンセリングは多種多様です――あなたに合った形を見つけるために
「カウンセリング」と一言で言っても、実はさまざま
「カウンセリング」と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?
- 悩みを相談する場所
- 心の病気の人が行くところ
- 話をただ聞いてもらうだけ
- 精神科や心療内科の一部
このように、「カウンセリング」に対する印象は人それぞれで、しかも少し誤解されていることも多いのが現実です。
実は、カウンセリングにはさまざまな種類やアプローチがあり、目的や内容、進め方も大きく異なります。
そのため、「カウンセリングを受けたい」と思ったときに、自分に合ったスタイルを見つけることがとても大切になります。
この記事では、「カウンセリングの多様性」について分かりやすく紹介しながら、どう選べばよいかのヒントもお伝えします。
カウンセリングの種類はこんなにある
一口に「カウンセリング」といっても、実際には以下のようにいろいろなスタイルがあります。
1.来談者中心療法(傾聴型カウンセリング)
「話を聴いてもらうこと」を大切にした基本的なカウンセリングです。
カール・ロジャーズという心理学者が提唱した方法で、否定も助言もせずに、共感的に話を聴くことを重視します。
- 自分のペースで話したい人
- 話を整理したい人
- 安心して感情を出したい人
に向いています。
2.認知行動療法(CBT)
「考え方のクセ」や「行動パターン」に注目し、現実的な問題解決や気分のコントロールを目指す方法です。
うつ病や不安障害、パニック障害、強迫症などに対してエビデンスが豊富です。
- 考えすぎてしまう人
- ストレスに対処する方法を学びたい人
- 論理的に整理したい人
に適しています。
3.精神分析的カウンセリング
過去の経験や無意識にある感情に焦点を当てる深掘り型のカウンセリングです。
時間をかけて心の奥を探るため、長期的な関わりになることが多いです。
- 自分の内面とじっくり向き合いたい人
- 人間関係の根本的なパターンを見直したい人
に向いています。
4.構成的グループエンカウンター
数人のグループで行うカウンセリングで、他者との関わりを通じて気づきを得ることを目的とします。
学校や企業で実施されることも多く、自己理解や他者理解を深める体験ができます。
- コミュニケーションが苦手な人
- 自分の強み・弱みに気づきたい人
- 対人関係を改善したい人
におすすめです。
5.キャリアカウンセリング
進路・転職・職場での人間関係など、「働くこと」に関わる悩みに特化したカウンセリングです。
国家資格キャリアコンサルタントが対応することもあります。
- 仕事に悩んでいる人
- 将来の方向性が見えない人
- 働き方を見直したい人
には特に有効です。
6.オンラインカウンセリング
近年増えているスタイルで、ZoomやLINE、電話などを使った非対面のカウンセリングです。
場所や時間を選ばず、全国どこからでも受けられるのが大きなメリットです。
- 外出が難しい人
- 子育てや介護で家を離れられない人
- 地方に住んでいて選択肢が少ない人
にとっては心強い手段です。
カウンセラーの考え方もさまざまです
カウンセリングのスタイルだけでなく、カウンセラー自身の価値観やアプローチも多種多様です。
- 「共感を重視する人」
- 「現実的なアドバイスをする人」
- 「感情に焦点を当てる人」
- 「論理的に整理する人」
- 「スピリチュアルな考え方を取り入れる人」
など、本当に幅広いです。
だからこそ、「どこでも同じ」「カウンセラーはみんな同じ」と思わず、自分にとって信頼できる相手を選ぶことがとても大切になります。
「合わない」と感じたら、変えていいんです
カウンセリングには相性があります。
いくら実績のあるカウンセラーでも、「なんとなく合わない」「話しづらい」と感じることはあります。
そんなとき、「自分が悪いのでは」と思わないでください。
合わないのは相性の問題であり、あなたのせいではありません。
合わないと思ったら、他のカウンセラーを試してみる。
これも立派な“自己決定”であり、回復のための大切な行動です。
私たちのところでも、「以前別のカウンセリングを受けていたけど、しっくりこなかった」と言って来られる方は珍しくありません。
いろいろ試して、「ここなら話せる」と思える場所を見つけること。
それが最初の一歩になります。
自分に合ったカウンセリングを選ぶためのヒント
どんなカウンセリングが自分に合っているか分からないという方のために、いくつかのヒントを紹介します。
1.目的をはっきりさせる
例:「つらさを和らげたい」「将来を考えたい」「不安をなくしたい」など
2.話したい内容に合った専門性があるかを調べる
例:うつ、不安、人間関係、発達、子育て、職場など
3.話し方や雰囲気が合うかをチェックする
ブログやSNS、写真、話し方のトーンから雰囲気を感じ取ってみましょう
4.初回相談を活用してみる
1回だけでも話してみることで、相性が分かることがあります
5.迷ったら、複数を試してみる
「この人じゃないといけない」と思い込まず、選択肢を持つことが大事です
私たちのカウンセリングも「その一つ」にすぎません
私たちのカウンセリングルームでは、
- 丁寧に話を聴くこと
- 問題を一緒に整理し、必要があれば提案やアドバイスをすること
- 相手のペースを大切にすること
を心がけています。
ですが、それがすべての方に合うとは限りません。
だからこそ私たちは、無理に引き留めたり、押しつけたりすることはしません。
その人にとって最適な場所が見つかることを、心から願っています。
まとめ:カウンセリングは「選んでいい」「探していい」
カウンセリングにはたくさんの種類があります。
だからこそ、「合わなかったからダメだった」と思わず、あなたに合う場所を探していいのです。
話し方、方針、雰囲気、専門分野…どれをとっても同じものはひとつもありません。
あなたが「ここなら安心できる」と思える場所こそが、今のあなたに必要なカウンセリングです。
誰かに相談してみたいと思ったとき、たくさんの選択肢があることをどうか知っていてください。
そして、自分で選ぶという小さな一歩を、大切にしてください。
どんなカウンセリングがいいか迷ったら、私たちにご相談ください
カウンセリングにはさまざまな種類があり、選ぶのは難しい
心の悩みやつらさを感じたとき、カウンセリングを受けてみようと思っても、
- 「どんなカウンセリングが自分に合うのかわからない」
- 「どこに相談したらいいか迷ってしまう」
- 「話を聞いてもらいたいだけだけど、それでいいのか」
と悩む方はとても多いです。
実際、カウンセリングには多くの種類やスタイルがあります。
来談者中心療法、認知行動療法、精神分析的カウンセリング、グループカウンセリングなど、それぞれ特徴や目的が異なります。
そのため、「自分に合ったカウンセリングをどうやって選べばいいか」迷ってしまうのは当然のことです。
迷ったときは、まず誰かに相談してみることが大切です
「迷っている」という状態は、実はカウンセリングに向けた大切な一歩です。
誰かに話を聞いてもらいながら、
- 自分の今の気持ちや悩みが整理できる
- どんなサポートが必要かが少しずつ見えてくる
- カウンセリングの選択肢について教えてもらえる
こうした経験を通して、自然と「自分に合ったカウンセリング」が見えてくることが多いのです。
私たちはあなたの声を丁寧に聴きます
私たちのカウンセリングルームでは、まず**「あなたの話をじっくり丁寧に聴く」ことを大切にしています。**
専門的な心理検査や無理なアドバイスを押しつけることはありません。
あなたの気持ちや状況を尊重し、安心して話せる環境づくりを心がけています。
- どんなことでも話してみたい
- 自分の悩みを整理したい
- 自分に合うカウンセリングを探したい
そんな思いがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
カウンセリングの目的や進め方は人それぞれ
カウンセリングは決まった形があるわけではありません。
- 話を聴いてもらうだけで気持ちが軽くなる人もいれば
- 解決策やアドバイスが欲しい人もいます
- 具体的な行動のサポートが必要な人もいます
私たちはあなたの「今の気持ち」や「希望」に合わせて、進め方を一緒に考えていきます。
相談だけでも大丈夫、無理に契約や継続を勧めることはありません
「カウンセリングを受けることにまだ不安がある」という方も多いと思います。
だからこそ、私たちは初回相談だけでも歓迎しています。
話してみてから、カウンセリングを続けるかどうか決めていただいて構いません。
無理に契約や長期の継続をお願いすることはありませんので、安心してご利用ください。
まとめ:どんなカウンセリングがいいかわからないなら、まずは話してみませんか?
- カウンセリングの種類が多すぎて迷っている
- どこに相談していいかわからない
- 話を聞いてもらいたいだけでいいのか不安
そんな方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
あなたの声にじっくり耳を傾け、最適なサポートの形を一緒に考えていきます。
カウンセリングは「心を軽くするための場所」です。
あなたのペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。
初回お試しカウンセリング20分1650円で気軽に体験してください
カウンセリングに興味はあるけれど…
「カウンセリングを受けてみたいけれど、どんな感じか分からない」
「自分に合うかどうか不安で、一歩踏み出せない」
「相談したいことがあるけど、長時間はちょっと難しい」
そんな声をよくお聞きします。
カウンセリングは心のケアに役立つ素晴らしいサービスですが、初めての方にとっては敷居が高く感じられることも少なくありません。
そこで、私たちは初めての方でも気軽に利用できる「お試しカウンセリング」をご用意しています。
初回お試しカウンセリングは20分1650円でご提供
初回お試しカウンセリングは、通常のカウンセリングと同じ内容を、20分という短い時間で体験していただけるサービスです。
料金は税込みで1650円とリーズナブルに設定しています。
- 料金が気になって踏み出せなかった方も安心
- 気軽にカウンセラーとの相性を確かめられる
- 本格的なカウンセリングの雰囲気を知りたい方に最適
ぜひ「どんな感じか一度話してみたい」という方にご利用いただきたいと思っています。
お試しカウンセリングの利用方法は自由です
お試しカウンセリングは、「話したいことがあるけれど、時間があまりない」という場合はもちろん、
- カウンセリングの進め方や内容について質問したい
- 自分に合うカウンセラーかどうか知りたい
- カウンセリングって具体的に何をするのかイメージを持ちたい
- 長時間のセッションが自分に合うか不安なので試してみたい
など、さまざまな使い方ができます。
無理に悩みの深掘りをする必要はありません。
あなたの「ちょっと話してみたい」を叶える場所として活用してください。
相性を確認するためにもお試しカウンセリングがおすすめ
カウンセリングは「相性」がとても大切です。
- 話しやすいかどうか
- 自分のペースに合わせてくれるか
- 自分の気持ちを尊重してくれるか
これらは実際に会話をしてみなければ分からないことが多いものです。
だからこそ、初回お試しカウンセリングで、まずはカウンセラーとの相性を確認してみることをおすすめします。
もし「この人なら話せそう」と感じたら、その後の本格的なカウンセリングに進んでいただければと思います。
予約も簡単、24時間対応の予約システムを導入
お試しカウンセリングのご予約は、24時間いつでもオンラインで受付しています。
忙しい方も、思い立ったときにスマホやパソコンから手軽に予約できるので便利です。
キャンセルや時間変更も柔軟に対応しておりますので、安心してご利用ください。
まとめ:まずは20分の体験から始めてみませんか?
カウンセリングを受けるか迷っている方も、まずは気軽に20分1650円のお試しカウンセリングを利用してみてください。
「話を聞いてもらうだけでも安心した」
「自分の気持ちを整理できた」
「カウンセラーとの相性が確認できてよかった」
そんな声が多く寄せられています。
あなたのペースで、無理なく心のケアを始める第一歩としてぜひご活用ください。
ご予約や詳細は、当サイトの予約ページをご覧ください。
スタッフ一同、あなたのお話を丁寧にお伺いする準備を整えてお待ちしています。
私たちは「しっかり聞く」カウンセリングを心がけています
「話を聞く」こと。それはカウンセリングの基本中の基本でありながら、最も奥深く、そして重要な部分だと私たちは考えています。多くの方がカウンセリングにいらっしゃる際、「自分の話をちゃんと聞いてもらえるだろうか」「本当に理解してもらえるだろうか」という不安を抱えています。だからこそ、私たちは**「話をしっかり聞くカウンセリング」**を何よりも大切にしています。
「しっかり聞く」とはどういうことか?
ただ黙って座っているだけが「聞く」ではありません。私たちが考える「しっかり聞く」カウンセリングとは、以下のような姿勢とスキルを指します。
1. 傾聴(アクティブリスニング)
これは、単に耳を傾けるだけでなく、あなたの言葉の背後にある感情や意図、伝えたい本当のメッセージを理解しようと努めることです。
- 共感的な姿勢: あなたの感情に寄り添い、「それは辛かったですね」「そう感じられたのですね」と、あなたの心に共感を示すことで、安心して話せる雰囲気を作ります。
- 非言語的サインの受容: 言葉だけでなく、表情、声のトーン、姿勢など、あなたが無意識に発しているサインにも注意を払い、あなたの全体像から理解を深めます。
- 話を遮らない: あなたが話している途中で、先回りして結論を出したり、アドバイスをしたりすることはありません。あなたのペースで、話したいことを話しきれるよう、じっくりと待ちます。
2. 受容(アクセプタンス)
あなたの話す内容を、一切の批判や価値判断を加えずに受け止めることです。
- 安心できる安全な場: 「こんなことを言ったらどう思われるだろう」という心配なく、どんな感情や考えも安心して話せる、心理的な安全空間を提供します。
- 肯定的な眼差し: あなたがどんなに自分を責めていても、私たちはあなたの存在そのものを肯定的に受け止めます。これにより、あなたは自分自身を受け入れ、自己肯定感を育む第一歩を踏み出せます。
3. 質問と明確化
あなたの話をただ聞くだけでなく、より深く理解し、あなたの思考を整理するための適切な質問を投げかけます。
- 開かれた質問: 「なぜそう思ったのですか?」「その時、どんな気持ちでしたか?」など、具体的に言葉を引き出す質問をします。
- 要約と確認: あなたの話をまとめて伝え返し、「〇〇ということでしょうか?」と確認することで、私たちが正しく理解しているか、そしてあなたの考えが整理されているかを確認します。これにより、認識のズレを防ぎ、より深い対話へと進みます。
なぜ「しっかり聞く」ことが重要なのか?
私たちは「しっかり聞く」ことを重視するのには、明確な理由があります。
- 自己理解の促進: 自分の話をじっくり聞いてもらい、整理していく過程で、あなたはこれまで気づかなかった自分自身の感情、思考パターン、行動の傾向に気づき、理解を深めることができます。
- 感情の整理と解放: 誰かに自分の感情をありのままに聞いてもらうことで、心の中に溜め込んでいた感情が整理され、解放されることがあります。これにより、心が軽くなり、ストレスが軽減されます。
- 問題解決能力の向上: カウンセラーが解決策を教えるのではなく、あなたが自身の内面と向き合い、自力で解決策を見つけるためのプロセスをサポートします。しっかり聞くことで、あなた自身が「答え」を見つける力を引き出します。
- 信頼関係の構築: 安心して話を聞いてもらえるという経験は、カウンセラーとの間に強い信頼関係を築きます。この信頼関係こそが、カウンセリングの効果を最大限に引き出す基盤となります。
私たちは、あなたの話を「しっかり聞く」ことを通して、あなたが抱える悩みの本質を共に探し、あなたが自分らしく前向きに生きていくためのお手伝いをしたいと考えています。もしあなたが「誰かにじっくり話を聞いてほしい」と感じているなら、ぜひ一度、私たちのカウンセリングをご利用ください。あなたの言葉に、私たちは真摯に耳を傾けます。