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グリーフ(喪失)の痛みを乗り越えるために
カウンセリングで喪失の受け入れを支えるプロセス
人生の中で、大切なものを失う経験は誰にでも訪れます。
それは愛する人の死かもしれません。
大切な仕事や夢の喪失かもしれません。
または、大切な関係の終わりや環境の変化など、さまざまな形があります。
その喪失に伴う深い悲しみや苦しみは「グリーフ(喪失の悲嘆)」と呼ばれ、心身に大きな影響を与えます。
この記事では、グリーフのプロセスを理解し、カウンセリングがどのようにその受け入れを支えるかをご紹介します。
グリーフとは何か?
グリーフとは、大切なものを失ったときに感じる深い悲しみや苦しみのことを指します。
喪失の種類は多様ですが、どんな喪失であっても、そこには
- 悲しみ
- 混乱
- 怒り
- 罪悪感
- 孤独感
などさまざまな感情が複雑に絡み合って現れます。
この感情は自然な反応であり、決して「異常」や「悪いこと」ではありません。
グリーフの受け入れに時間がかかる理由
喪失の悲しみは簡単に消えるものではなく、多くの場合、数ヶ月から数年かけてゆっくりと心の中で消化されていきます。
・喪失の意味を理解し受け入れる時間
・感情の波に揺れ動きながら向き合う時間
・新しい生活や環境に適応する時間
こうしたプロセスが必要だからです。
焦らず、自分のペースで進むことが大切です。
カウンセリングでできること①
安心して感情を表現できる安全な場の提供
グリーフの中では、悲しみや怒り、孤独感などを誰にも話せず苦しむことがあります。
カウンセリングは、そうした感情を否定せず、安心して話せる空間を提供します。
感情をじっくり言葉にすることで、心の負担が軽くなり、受け入れへの第一歩となります。
カウンセリングでできること②
感情の波を理解し、自然な流れを支える
グリーフの感情は一定ではなく、強く出たり弱くなったりを繰り返します。
カウンセラーは、こうした感情の波を「正常な反応」として理解し、その起伏に寄り添いながら支えます。
この理解があることで、「自分はおかしいのではないか」という不安や孤独感が減ります。
カウンセリングでできること③
喪失を受け入れ、新しい意味を見つける支援
カウンセリングでは、喪失の経験をただ悲しむだけでなく、その中に新しい意味や価値を見出せるようサポートします。
・失ったものをどう心に留めていくか
・喪失を経て自分がどのように変わるか
・今後の人生にどう向き合っていくか
こうしたプロセスは、再生と成長につながります。
カウンセリングでできること④
日常生活への復帰と未来への希望を支える
喪失の悲しみが続く中でも、少しずつ日常生活に戻り、新たな一歩を踏み出す支援を行います。
カウンセラーは、
- 日常の小さな喜びや感謝に目を向ける練習
- 新しい生活リズムや習慣作りのアドバイス
- 未来への小さな目標設定
などを一緒に考え、希望を持てるよう支えます。
日常でできるグリーフへの向き合い方のコツ
・感情が溢れたら無理せず涙を流す
・焦らず自分のペースを大切にする
・信頼できる人に話す時間を作る
・体調管理に気をつけ、休息を十分にとる
・趣味や自然に触れる時間で心を癒す
これらの習慣が心の回復を助けます。
NEEDROOMのオンラインカウンセリングでグリーフを支援
NEEDROOMでは、全国どこからでもオンラインでグリーフに寄り添うカウンセリングを提供しています。
専門カウンセラーがあなたの気持ちに寄り添い、安心して感情を表現できる場をつくり、受け入れのプロセスを丁寧に支えます。
初回無料相談もあり、気軽に始められます。
まとめ
グリーフは辛く苦しいものですが、決して一人で抱え込む必要はありません。
カウンセリングは、あなたが喪失の痛みを受け入れ、少しずつ前に進むための大切なサポートとなります。
NEEDROOMは、あなたの心の再生と新たな人生への一歩を全力で応援します。
まずは安心して話せる場に、一歩踏み出してみませんか?
カウンセリングにできること:悩みや不安を安心して話せる場所の大切さ
現代社会は、ストレスや不安に満ちた時代です。職場での人間関係、家庭内のトラブル、将来への不安、自己肯定感の低下など、多くの人がさまざまな悩みを抱えています。そのような状況の中で、「誰かに話を聞いてもらいたい」「でも、身近な人には話せない」「理解してもらえるだろうか」と感じたことはありませんか?
カウンセリングは、そんなあなたのための場所です。安心して悩みや不安を打ち明けられる環境を提供し、専門的な視点からサポートを行うのがカウンセリングの役割です。本記事では、カウンセリングにできることを詳しく解説しながら、「話すこと」の大切さ、そしてオンラインカウンセリングの可能性についても紹介します。
安心して話せる「居場所」をつくる
カウンセリングの最大の魅力は、「安心して話せること」です。カウンセラーは、あなたの話を否定せず、批判せず、評価せずに聴く姿勢を持っています。どんな小さな悩みでも、「そんなことで悩んでいるの?」とは決して言いません。
例えば、誰にも言えなかった不安や、繰り返す失敗に対する自責の念、職場での孤独感なども、カウンセリングでは自由に話すことができます。あなたの話をじっくりと受け止め、共に考え、あなた自身が自分を理解し、整理することをサポートします。
カウンセリングが担う主な役割
- 悩みや不安を整理する
自分の中で渦巻いている感情や思考を、言葉にして話すことで整理できます。カウンセラーは、問いかけや反映を通して、あなた自身が気づいていなかった感情や価値観に光を当てる手助けをします。 - 自己理解を深める
カウンセリングは、自分自身を知るプロセスでもあります。なぜ同じようなことでつまずくのか、なぜ苦しいと感じるのか、その背景にある考え方やパターンを見つけていきます。 - 問題の対処法を一緒に考える
カウンセリングでは、具体的な解決策を提示するというよりも、クライエント自身が自分に合った対処法を見つけられるよう支援します。アドバイスではなく「気づき」や「選択の幅」を広げることが目的です。 - 心の回復をサポートする
うつ病、不安障害、PTSDなど、心の病に苦しむ人にとって、カウンセリングは治療の一環となる場合もあります。医療機関と連携しながら、心理的な支援を継続的に行います。 - 孤独を癒す対話の場
誰にも話せない、理解されないという孤独感は、精神的な負担を大きくします。カウンセリングでは、受容的な関係性の中で「一人じゃない」と感じられる体験を提供します。
オンラインカウンセリングの可能性
最近では、オンラインカウンセリングの需要が高まっています。遠方に住んでいる方や、外出が難しい方、対面に抵抗がある方にとって、自宅にいながらカウンセリングを受けられるメリットは大きいです。
特に、全国どこからでもアクセス可能なオンラインカウンセリングは、都市部だけでなく地方在住の方にも安心の心理サポートを提供します。プライバシーが守られた自分だけの空間で話すことで、よりリラックスして本音を話せるという声も多くあります。
また、対面と同じように丁寧に対応するオンラインカウンセラーが増えていることから、質の高いサポートが受けられる環境が整ってきています。
カウンセリングは「特別な人」のためのものではない
「カウンセリングを受けるのは、よほど重い悩みを抱えている人だけ」と思っていませんか? 実はそんなことはありません。
たとえば、
- 職場や家庭での人間関係に疲れている
- 自分に自信が持てない
- なんとなく気分が晴れない
- 夢や目標に向けて背中を押してほしい
といった、日常的な悩みや迷いにもカウンセリングは効果的です。「ちょっと話を聞いてほしい」という気持ちからでも、カウンセリングを利用する価値は十分にあります。
カウンセリングを通して得られる変化
カウンセリングを継続的に受けることで、以下のような変化が生まれることがあります。
- 感情の波が穏やかになる
- 自分の考えや感情を整理できるようになる
- 他人との関係が少しずつラクになる
- 生きづらさが軽減する
- 自分を受け入れられるようになる
このような変化は一朝一夕には現れませんが、少しずつ確実に心の中に変化が訪れます。そしてその変化が、人生全体にポジティブな影響をもたらしてくれます。
NEEDROOMのカウンセリングサービス
私たちNEEDROOMでは、オンラインで全国対応のカウンセリングを提供しています。臨床心理士・公認心理師などの専門資格を持つカウンセラーが、丁寧にあなたの声に耳を傾け、共に心の整理を行っていきます。
匿名相談も可能で、プライバシーはしっかりと守られています。話すことに慣れていない方でも、リラックスしてお話いただけるよう、安心できる雰囲気づくりを大切にしています。
初回の無料カウンセリングも行っておりますので、「まずは相談してみたい」という方もお気軽にご利用ください。
まとめ:カウンセリングは心のメンテナンス
悩みや不安を抱えているのは、あなただけではありません。人は誰でも、心にモヤモヤを感じることがあります。大切なのは、「ひとりで抱え込まないこと」。話すことで、心が軽くなることがあります。
カウンセリングは、ただ話すだけの場所ではなく、自分を知り、整え、人生をより良く生きるための「心のメンテナンス」の場です。少しでも気になることがあれば、まずは一度、カウンセリングの扉をたたいてみてください。あなたの心に寄り添うサポートが、ここにあります。
カウンセリングで気づく「考え方のクセ」〜認知の歪みを見つめ直し、心を軽くする方法
日常の中で、私たちはさまざまな出来事に直面し、そのたびに考え、感じ、反応しています。しかしその「考え方」や「感じ方」には、無意識のうちに偏りやパターンが存在することをご存じでしょうか?
たとえば、
- 「失敗したのは自分のせいだ」
- 「あの人に無視されたから嫌われたに違いない」
- 「私はいつもダメな人間だ」
このような極端な思考や決めつけを繰り返していると、気づかぬうちにストレスや不安が蓄積し、心が苦しくなってしまうことがあります。
このような考え方の偏りは「認知の歪み」と呼ばれます。カウンセリングでは、この“思考のクセ”に気づくことで、気持ちを楽にし、生きやすさを取り戻すサポートが行われています。
今回は、認知の歪みとは何か、カウンセリングでどう気づけるのか、そしてそれがどのように心に良い変化をもたらすのかを、わかりやすく解説していきます。
認知の歪みとは?
「認知の歪み」とは、物事の受け取り方や解釈の仕方に偏りがあり、現実とは異なるネガティブな捉え方をしてしまう思考パターンのことです。多くの場合、過去の経験や育った環境、性格、価値観などが影響して無意識のうちに形成されます。
代表的な認知の歪みには以下のようなものがあります。
- 全か無か思考(白黒思考)
例:「失敗した=自分は完全にダメ」 - 過度の一般化
例:「一度断られたから、私は誰にも好かれない」 - 心のフィルター(選択的抽出)
例:「たくさん褒められたのに、1つの批判ばかり気になる」 - マイナス思考の拡大・最小化
例:「ちょっとのミスを大失敗のように感じる」 - 感情的決めつけ
例:「不安だからきっと悪いことが起こる」 - すべき思考(must思考)
例:「こうあるべき」「頑張らないと価値がない」 - レッテル貼り
例:「私はダメな人間」「あの人は冷たい人」
こうした考え方のクセが積み重なると、自己否定感や不安感、人間関係のストレスなどが強まり、うつや不安障害の原因にもつながっていきます。
カウンセリングで気づく「思考のクセ」
多くの人が、自分の思考に偏りがあることに気づかず、「自分はこういう人間だから」と受け入れてしまっています。しかし、実際には“思考のクセ”に過ぎず、そこに気づくことができれば変化は可能です。
カウンセリングでは、以下のようなプロセスを通じて、認知の歪みに気づいていきます。
1. 自分の思考を言葉にする
まず、カウンセリングでは日常の出来事や悩みについて丁寧に話すことから始まります。その中で、何をどう感じたか、どう考えたかを言葉にしていきます。
この「話す」という行為そのものが、思考のクセをあぶり出す第一歩になります。
2. 客観的に振り返る
カウンセラーは、あなたの話を聴きながら、「それはどうしてそう思ったのか?」「他に考えられる可能性は?」といった問いかけをしていきます。これによって、自分の思考の背景にある前提やパターンが見えてくることがあります。
「もしかして、私はすぐに“自分が悪い”と思い込んでしまう癖があるのかもしれない」と気づける瞬間は、非常に大きな意味を持ちます。
3. 別の視点を取り入れる
認知の歪みに気づいたあと、次は「他にどんな考え方ができるだろう?」という新しい視点を探します。カウンセラーは決して「こう考えなさい」とは言いませんが、あなたが自然に気づけるよう、対話を通じてサポートします。
「本当は責められたんじゃなくて、アドバイスだったのかもしれない」
「完璧じゃなくても、十分できていたかもしれない」
こうした柔軟な見方ができるようになることで、感情も少しずつ穏やかになっていきます。
認知の歪みに気づくと、心はどう変わるのか?
認知の歪みに気づき、それを修正していくと、心にはさまざまな良い変化が起こります。
- 気持ちが落ち着きやすくなる
- 自分を責める回数が減る
- 他人の言葉に過剰に反応しなくなる
- 現実をよりバランスよく見られるようになる
- 自信や自己肯定感が少しずつ育つ
つまり、「考え方が変わることで、感じ方も変わる」のです。これは、認知行動療法などでも取り入れられている大切な考え方であり、カウンセリングを継続的に受けることで、無理なく身についていきます。
オンラインカウンセリングで全国対応
NEEDROOMでは、全国から受けられるオンラインカウンセリングを提供しています。認知の歪みや思考のクセをテーマにしたセッションも数多く対応しており、「考え方のクセに気づきたい」「自分を変えていきたい」と考えている方におすすめです。
ビデオ通話やチャットなど、希望に応じた形式での相談が可能で、外出が難しい方や遠方の方でも安心して利用できます。
「誰にも言えなかった思いを話せた」
「初めて自分の考えを整理できた」
という声も多くいただいています。
初回無料相談もありますので、気軽にお問い合わせください。
カウンセリングは「思考の癖」に気づく場所
人は、無意識の思考に支配されやすい生き物です。そしてその思考のクセに気づくだけで、心の重さがふっと軽くなることがあります。
カウンセリングは、あなたが自分の内面を見つめ直し、偏りのある考え方から自由になるきっかけを提供してくれます。今感じている生きづらさや悩みも、もしかしたらその裏に「考え方のクセ」があるのかもしれません。
「なんで私はいつもこう考えてしまうんだろう?」
そんな疑問を持ったときこそ、カウンセリングの出番です。
NEEDROOMでは、あなたの心に寄り添いながら、思考と感情を優しく整えていくお手伝いをしています。心の視野を広げて、少しでも生きやすさを感じられるよう、私たちは全力でサポートいたします。
カウンセリングにできること:感情を整理し、自己理解を深めるサポートをします
あなたは最近、こんなふうに感じたことはありませんか?
- なぜかモヤモヤするけど理由が分からない
- イライラが続いてしまって自分でもコントロールできない
- 落ち込む自分にうんざりしてしまう
- 他人の言葉や態度に過剰に反応してしまう
そんなとき、「なんでこんな気持ちになるんだろう」と、自分の感情に振り回されるような苦しさを感じる人は少なくありません。
このような「感情の整理」がうまくいかないと、心は疲弊し、自己否定や無力感に陥ってしまうこともあります。そこで大きな助けになるのが、カウンセリングという選択です。
本記事では、カウンセリングがどのように「感情を整理し、自己理解を深めるサポート」をするのか、またその効果や活用方法について詳しく解説します。
感情が整理できない理由とは?
感情とは、私たちが生きていくうえで避けられないものであり、行動や思考に大きく影響を与える存在です。しかし私たちは、感情の扱い方について学校でも社会でもほとんど教わることがありません。
- 怒ってはいけない
- 泣いたら負け
- 不安を見せてはいけない
そんな価値観の中で生きていると、知らず知らずのうちに自分の感情を抑え込み、それが心の奥に蓄積されてしまいます。その結果、「自分でもよく分からないけど苦しい」「感情が爆発しそう」という状態に陥るのです。
カウンセリングで感情を“言葉”にする意味
カウンセリングでは、あなたの感情を一つひとつ丁寧に“言葉”にしていくプロセスを大切にしています。
感情を言葉にすることで、
- 自分が何を感じているかが明確になる
- 感情の背景にある出来事や思考に気づける
- 気持ちに「名前」がつくことで客観視できる
- 自分自身に対する理解が深まる
といった効果が生まれます。特に、感情を言語化して受け止めてもらう体験は、それだけで大きな癒しや安心感につながります。
自己理解が深まると人生が変わる
自己理解とは、「自分の考え方・感じ方・行動のクセを知ること」です。たとえば、なぜ人の目が気になるのか、なぜ自信が持てないのか、なぜ頑張りすぎてしまうのか——。そういった傾向には、育った環境や過去の経験が深く関係していることがあります。
カウンセリングでは、こうした内面的なパターンを一緒に見つけていき、理解していくことで、「自分を苦しめているものは何か」「どうすれば少し楽になれるか」に気づいていくのです。
そして、自己理解が深まると、次のような変化が起こることがあります。
- 感情に振り回されにくくなる
- 自分を責めすぎなくなる
- 他人の評価から少しずつ自由になる
- 自分の気持ちを大切にできるようになる
- 物事の捉え方が柔軟になる
つまり、自己理解は「心の土台」を強くし、人生全体にポジティブな影響を与える大切なステップなのです。
感情の整理と自己理解を支えるカウンセリングの実際
では、カウンセリングの場では具体的にどのようなサポートが行われるのでしょうか?
1. 安全な対話の場の提供
カウンセリングは、あなたが安心して話せる「守られた空間」です。どんな感情も、否定されずに受け止めてもらえる環境で話すことで、心の緊張がゆるみます。
2. 感情の言語化をサポート
うまく言葉にできないときでも、カウンセラーが丁寧にあなたの言葉を拾い、問いかけながら感情の整理を手助けしてくれます。少しずつでも「自分の言葉で話せた」という実感が、安心感や自信につながります。
3. 自分のパターンへの気づき
カウンセリングでは、自分の思考や行動のクセに気づくプロセスがあります。「いつも同じようなことで悩む理由は?」「なぜ同じ選択を繰り返してしまうのか?」を一緒に紐解いていきます。
4. 新たな視点の獲得
自分一人では見えなかった視点を、カウンセラーとの対話の中で得ることができます。「こんな考え方もあったのか」「無理していたのかもしれない」と気づけることは、大きな前進です。
5. 自己受容を育てる
カウンセリングは、何よりも「自分をそのまま受け入れる」ことを支援します。感情も、過去の経験も、自分の一部として受け入れていくことで、心が少しずつ穏やかになっていきます。
オンラインカウンセリングという選択肢
近年、全国からアクセスできるオンラインカウンセリングが広がりを見せています。
- 外出が難しい方
- 忙しくて時間が取れない方
- 周囲に知られたくない方
- 対面が苦手な方
こういった方々にとって、オンラインでカウンセリングを受けられることは大きな安心材料です。
NEEDROOMでは、臨床心理士や公認心理師による安心・丁寧なカウンセリングをオンラインで提供しています。ビデオ通話やチャット形式など、あなたのスタイルに合わせた相談方法を選べます。
また、全国どこからでもアクセス可能で、都道府県を問わずサポートが可能です。「感情がごちゃごちゃしてつらい」「誰かと話して整理したい」というときに、ぜひご利用ください。
カウンセリングは特別なことではありません
カウンセリングというと、「心の病気の人が行く場所」というイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし実際には、もっと日常的で身近なものであっていいのです。
- 誰かに話を聞いてもらいたい
- 頭の中を整理したい
- 自分の気持ちを知りたい
そう感じたときこそ、カウンセリングの始めどきです。今は、心のメンテナンスを日常的に取り入れる人も増えています。
まとめ:カウンセリングは心の整理整頓の時間
感情をためこむことは、心の健康にとって大きなリスクとなります。無理に我慢せず、誰かに話すことで、自分の気持ちが見えてくることもあります。
カウンセリングは、心の中のモヤモヤを「整理」し、「理解」し、「受け止める」時間です。そして、その過程で少しずつ生き方や感じ方が変わっていきます。
あなたの感情には、すべて意味があります。今感じていることに耳を傾けることは、自分自身を大切にする第一歩です。
「自分の気持ちが分からない」「心を整えたい」そんなときは、ぜひ一度カウンセリングを活用してみてください。NEEDROOMは、あなたの心にそっと寄り添い、感情の整理と自己理解を丁寧にサポートいたします。
うつ病は再発率が高い疾患です
カウンセリングが再発予防にできること
うつ病は、多くの人が一度は経験する可能性のある精神疾患ですが、その特徴のひとつに「再発率の高さ」が挙げられます。
初めてうつ病を経験した人の約半数以上が、数年以内に再発すると言われており、再発を防ぐことが治療・支援の大きな課題となっています。
そこで重要になるのが、薬物療法だけでなく、こころのケアを支えるカウンセリングの存在です。
本記事では、うつ病の再発の特徴と、その予防・対応にカウンセリングがどのように役立つのかを詳しく解説していきます。
うつ病の再発率はなぜ高いのか?
うつ病の再発率は非常に高く、医学的な研究では以下のような数字が報告されています。
- 1回目のうつ病発症後、約50%の人が再発を経験
- 2回目の再発後は、再発率がさらに高まり約70〜80%に達する
- 3回目以降は再発率が90%以上に上昇するケースもある
このように、一度うつ病になると再発しやすい病気であることは、治療の重要な視点です。
なぜ再発しやすいのか、主な理由を見てみましょう。
脳の神経伝達物質の不安定さ
うつ病は、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることで起こります。
治療によって症状が改善しても、神経の働きが完全に安定するまでには時間がかかる場合が多く、ストレスや生活の変化によって症状がぶり返しやすいのです。
認知の歪みやネガティブ思考の残存
うつ病の方は、完治後も「自分は価値がない」「どうせ失敗する」などのネガティブな思考パターン(認知の歪み)を持ち続けることがあります。
こうした思考が再び気分の落ち込みを招き、再発につながるケースが多いです。
ストレスや生活リズムの乱れ
仕事や人間関係、家庭環境などのストレスが解消されないままだったり、睡眠や食事のリズムが乱れていたりすると、うつ状態に戻るリスクが高まります。
自己管理の難しさ
うつ病の再発を防ぐためには、体調や心の状態に敏感になり、早期に対処することが必要ですが、セルフケアが難しく感じる人も多くいます。
うつ病の再発予防におけるカウンセリングの役割
再発率の高さを踏まえ、カウンセリングは単なる「話を聴く」だけではなく、再発を防ぎ、健康な生活を維持するための実践的なサポートとして機能します。
具体的に、カウンセリングでできることを解説します。
1. ネガティブな思考パターン(認知の歪み)を見つけて改善する
うつ病の再発で最も大きな要因の一つが、ネガティブ思考のくせです。
認知行動療法(CBT)は、こうした考え方のクセに気づき、より現実的で肯定的な思考へと修正していく心理療法として高い効果が認められています。
カウンセラーは、否定や批判をせず、本人が気づけなかった思考の偏りを一緒に整理し、思考のクセを変えていく手助けをします。
2. 生活リズムの安定をサポートする
睡眠・食事・運動といった基本的な生活習慣の乱れは、うつ病再発の大きなリスク要因です。
カウンセリングの中で、無理なく続けられる健康的な生活習慣の工夫を一緒に考え、日々のペースを整える支援を行います。
例えば、寝る時間を一定に保つ、適度な運動を取り入れる、食事のバランスを見直すなどです。
3. ストレスや感情のコントロール法を学ぶ
ストレスはうつ病再発の最大のトリガーです。
カウンセリングでは、ストレスを感じたときの具体的な対処法(コーピング)や、感情を安全に表現し解放する方法を学び、心の負担を軽減する練習をします。
4. 再発の兆候を早期に察知できる力を育てる
再発は初期段階での気づきが非常に重要です。
カウンセリングを通じて、自分の体調や感情の変化を細かく観察し、違和感や不調を早めに自覚できるようにサポートします。
兆候を感じたらすぐに専門家や医療機関に相談する習慣づけも促します。
5. 自己肯定感を高める支援
自己肯定感の低さは、うつ病再発を招くリスクを高めます。
カウンセラーは、本人の強みや価値を一緒に見つけ出し、自信を回復していく練習を重ねることで、再発予防の基盤づくりを支援します。
カウンセリングが「安心して話せる場」であることの重要性
うつ病の再発予防には、心理的な安心感が欠かせません。
誰にも理解されない孤独感や不安を抱える方が多い中、カウンセリングは否定せず、受け止め、共感しながら話せる貴重な居場所になります。
話すことで感情の整理が進み、自己理解が深まるとともに、精神的な負担が軽減される効果もあります。
再発リスクを下げるためにカウンセリングは継続が鍵
うつ病の再発予防は、一時的な治療だけでなく、長期的なサポート体制が重要です。
NEEDROOMのカウンセリングは、症状の回復段階だけでなく、その後のセルフケアや生活支援まで、継続的に寄り添うサービスを提供しています。
継続したカウンセリングにより、困ったときにすぐ相談できる関係を築き、再発の早期発見や迅速な対応が可能になります。
ご家族や周囲のサポートも再発予防に不可欠
うつ病は本人だけでなく、家族やパートナーの理解・支援が回復と再発防止の大きな力となります。
NEEDROOMでは、本人だけでなくご家族向けのカウンセリングや相談窓口も設けており、病気への理解を深めるとともに、コミュニケーションのコツや対応方法を一緒に考えます。
まとめ:うつ病の再発予防にカウンセリングは不可欠なパートナー
うつ病は再発率が非常に高い疾患であるため、再発予防に向けた継続的なケアが必要です。
カウンセリングは、薬物療法を補い、心理的な側面から再発を防ぐ大きな力となります。
- ネガティブ思考の修正
- 生活習慣の改善
- ストレス対処法の習得
- 再発兆候の早期発見
- 自己肯定感の向上
これらのサポートを通じて、うつ病の再発リスクを下げ、健康的な毎日を取り戻すお手伝いをします。
NEEDROOMでは、オンラインで全国どこからでも安心して利用できる環境を整えています。
「またつらくなったらどうしよう」そんな不安を抱えている方も、一人で抱え込まずに、ぜひ一度カウンセリングをご検討ください。
あなたのこころの声に寄り添い、共に歩むパートナーとして、丁寧に支援いたします。