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会話が苦手な君へ!質問力を高めて、もっと会話を弾ませる方法
「何を話したらいいか分からない…」 「せっかく話しかけても、すぐに会話が終わってしまう」
そんな風に、会話に苦手意識を持っていませんか?
会話を弾ませるには、「面白い話をする力」が必要だと思われがちです。しかし、実はその答えは、**「質問力」**にあります。質問力とは、相手が気持ちよく話せるような質問を投げかけ、会話のキャッチボールを続けるための大切なスキルです。
今回は、カウンセリングという専門的な視点から、質問力を高めて会話をもっと弾ませる方法を、徹底的に解説していきます。
なぜ、質問力が大切なの?
質問力は、ただ会話を続けるだけでなく、人間関係を築く上でたくさんのメリットがあります。
- 相手への関心を示すことができる
- 質問は、「あなたの話に興味がありますよ」というメッセージを伝える最高の手段です。
- 相手は気持ちよく話せる
- 良い質問は、相手に「自分のことを話したい」と思わせ、会話の主導権を相手に渡すことができます。
- 深い関係性が築ける
- 表面的な会話ではなく、相手の考えや価値観を知る質問をすることで、深い信頼関係を築けます。
- 会話の気まずい沈黙をなくせる
- 会話が途切れても、質問という武器があれば、焦らずに会話を再開できます。
質問力は、まるで会話の潤滑油。それがなければ、会話の歯車はなかなかうまく回りません。
カウンセリングでできること|質問力を育む練習
カウンセリングは、質問のプロであるカウンセラーとの対話を通して、あなたの質問力を育てる最適な場所です。
1. 「オープンクエスチョン」を学ぶ
カウンセリングでは、「はい」「いいえ」で答えられない**「オープンクエスチョン」**を使って、あなたの話を深く掘り下げていきます。
- クローズドクエスチョン(例): 「それは辛かったですか?」
- オープンクエスチョン(例): 「その時、どんな気持ちでしたか?」
カウンセラーは、あなたの話の「事実」だけでなく、「感情」や「考え」にも焦点を当てた質問を投げかけます。こうした質問の投げかけ方を学ぶことで、あなたも相手に心を開いてもらえるような質問ができるようになります。
2. 「会話の糸口」を見つける練習
カウンセリングでは、あなたの話の中に隠れている**「会話の糸口」**をカウンセラーが一緒に見つけてくれます。
- 例: あなたが「週末に友達と映画に行った」と話した時
- カウンセラー: 「どんな映画を観たんですか?」「その映画を観て、どんな風に感じましたか?」
このように、相手が話した内容を広げるための質問を学ぶことで、「話を広げるのが苦手」という悩みを解消できます。
3. 「質問への抵抗」を手放す練習
「質問ばかりしたら、尋問みたいに思われるんじゃないか…」と不安に感じるかもしれません。カウンセリングでは、質問は**「相手への関心」**であり、決して尋問ではないことを学びます。
カウンセラーは、あなたの質問に丁寧に応え、質問されることの心地よさを体験させてくれます。この経験を通して、「質問すること」への抵抗感がなくなり、自信を持って質問できるようになります。
自分でできる!質問力を高めるためのセルフワーク
「すぐにカウンセリングに行くのは難しい」という人のために、今日からできる簡単なセルフワークをいくつかご紹介します。
1. 「5W1H」を意識してみる
質問が思いつかない時は、「5W1H」を意識してみましょう。
- What(何を): 「何が一番楽しかった?」
- Where(どこで): 「どこに行ったの?」
- When(いつ): 「いつ頃から始めたの?」
- Who(誰と): 「誰と一緒に行ったの?」
- Why(なぜ): 「なぜその仕事を選んだの?」
- How(どうやって): 「どうやって覚えたの?」
このフレームワークを使えば、どんな話題でも、簡単に質問を組み立てることができます。
2. 「今日のインタビュー」をしてみる
家族や友達と話す時、心の中で「今日はこの人についてインタビューしてみよう」と決めてみましょう。
- 例: 友達に「最近ハマっていることは?」と聞いてみる
- その答えに対して、「どうしてそれにハマったの?」とさらに深く聞いてみる
「インタビュー」という意識を持つことで、質問することに集中でき、会話が自然と弾むようになります。
まとめ|質問力は、あなたと相手を繋ぐ魔法
質問力は、あなたと相手の心を繋ぐための、特別なスキルです。
カウンセリングという安全な場所で質問の仕方を学んだり、今日からできる小さなセルフワークを積み重ねたりすることで、きっとあなたは会話を楽しむことができるようになります。
自分の話が苦手でも大丈夫。
質問という魔法を使えば、あなたは誰とでも心を通わせられるはずです。