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自傷や希死念慮のある方の安全を確保しながら支援する
カウンセリングで心の痛みを受け止め、安心できる環境をつくる
自傷行為や希死念慮(死にたいという気持ち)は、深い心の苦しみや辛さのサインです。
「誰にも話せない」
「助けてほしいけど怖い」
「自分を責めてしまう」
そんな苦しみを抱えながら、一人で耐えている方が多くいます。
この記事では、自傷や希死念慮のある方が安全に支援を受けられるよう、カウンセリングでの対応と心のケアのポイントをわかりやすくご紹介します。
自傷や希死念慮とは?
自傷とは、自分の身体を傷つける行為であり、直接的に命を絶とうとする行動とは異なりますが、心の苦痛の表れです。
希死念慮は、「死にたい」「消えたい」といった死への強い願望や考えを指し、深刻な状態では自殺のリスクも高まります。
これらは決して「甘え」や「わがまま」ではなく、心のSOSです。
安全確保が最優先
自傷や希死念慮のある方への支援で最も重要なのは「安全の確保」です。
- 自傷の危険が高い場合は、速やかに医療機関への連携が必要です。
- 希死念慮が強く、自殺の危険があると判断される場合は緊急対応も検討されます。
カウンセリングでは、本人の話を丁寧に聴きつつ、安全面を最優先に考えた対応を行います。
カウンセリングでできること①
安心して話せる信頼関係を築く
心の痛みを語ることは勇気が必要です。
カウンセラーは非判断的で共感的な態度を大切にし、本人が安心して自分の気持ちや考えを話せる環境を提供します。
カウンセリングでできること②
感情の整理と苦しみの理解をサポート
自傷や希死念慮の背景には、強い苦痛や孤独、絶望感があります。
カウンセリングでは、これらの感情を一緒に整理し、理解し受け止めるプロセスを支援します。
カウンセリングでできること③
安全計画の作成と具体的な対処法の共有
本人と共に、
- 危険が高まった時に連絡できる人や場所のリスト作成
- 自傷衝動を和らげるための代替行動や対処法
- 緊急時の対応方法
など、安全を守るための具体的な計画づくりを行います。
カウンセリングでできること④
医療機関や支援機関との連携
必要に応じて、精神科や医療機関、地域の支援団体などと連携し、包括的な支援体制を整えます。
カウンセラーが橋渡し役となり、安心して治療や支援を受けられるようサポートします。
家族や周囲の方への支援
本人だけでなく、家族や友人も不安や戸惑いを抱えることが多いです。
NEEDROOMのカウンセリングでは、ご家族の相談も受け付け、理解と対応の仕方を共に考えます。
自傷や希死念慮のある方が日常でできるセルフケア
・自分を責めず、苦しい気持ちを認める
・安全な環境を整える(刃物など危険物の管理)
・信頼できる人に気持ちを話す機会を持つ
・ストレスを軽減する趣味やリラックス法を取り入れる
・定期的にカウンセリングや医療機関を受診する
これらが回復の助けとなります。
NEEDROOMのオンラインカウンセリングで安心の支援を
NEEDROOMでは、全国どこからでもオンラインで自傷や希死念慮のある方を支援しています。
専門の心理カウンセラーが寄り添い、安全を最優先に、心の痛みを受け止め具体的な対処法を共に考えます。
初回無料相談もあり、安心してご利用いただけます。
まとめ
自傷や希死念慮は深刻な心のSOSですが、一人で抱え込む必要はありません。
安全確保を第一に、専門的な支援を受けながら心の回復を目指しましょう。
NEEDROOMはあなたの安全と安心を全力で支えます。
まずはお気軽にご相談ください。