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双極性障害とは?
カウンセリングができることとその重要性
双極性障害は、気分が極端に変動する精神疾患で、うつ状態と躁(そう)状態が交互に現れることが特徴です。
そのため、生活や人間関係、仕事に大きな影響を及ぼしやすく、適切な治療とサポートが必要です。
特にカウンセリングは、症状の管理や再発予防、生活の質の向上に欠かせない重要な役割を担っています。
この記事では、双極性障害の特徴と、カウンセリングがどのように支援できるのかを詳しく解説します。
双極性障害の特徴
双極性障害は大きく分けて「双極Ⅰ型障害」と「双極Ⅱ型障害」があり、それぞれ以下のような特徴があります。
- 双極Ⅰ型障害:躁状態が明確で重度、うつ状態も経験する
- 双極Ⅱ型障害:軽躁(軽度の躁状態)と重いうつ状態を繰り返す
主な症状は次の通りです。
躁状態の症状
- 異常な高揚感や多幸感
- 活動量や話し方が増加
- 睡眠欲求の減少
- 衝動的な行動や過度な自信
- 注意力散漫
うつ状態の症状
- 気分の落ち込みや憂うつ感
- 興味や喜びの喪失
- 疲労感やエネルギー低下
- 自己評価の低下や罪悪感
- 集中力の低下や決断困難
これらの状態が周期的に変動し、日常生活に大きな負担をもたらします。
双極性障害に対するカウンセリングの役割
双極性障害は再発しやすく、症状の波を自分でコントロールすることが難しい疾患です。
カウンセリングは、薬物療法と併せて症状管理や生活支援を行う重要な役割を果たします。
1. 症状の理解と自己管理を促す
双極性障害の特徴や自分の症状パターンを理解することは、早期発見と対処に不可欠です。
カウンセラーは、本人が症状の変化に気づきやすくなるようにサポートし、躁状態やうつ状態の兆候を把握する力を育てます。
2. 生活リズムの安定化を支援する
生活リズムの乱れは症状悪化の大きな要因です。
カウンセリングで睡眠や食事、運動などの生活習慣の見直しを行い、規則正しい生活を維持できるよう支援します。
3. 感情や思考の整理を手助けする
躁状態の過剰な自信や衝動的な行動、うつ状態のネガティブ思考など、激しい感情の波に対処する方法を一緒に考え、心の安定化を促します。
4. ストレス対処法を学ぶ
ストレスは症状の波を引き起こす引き金となることが多いため、効果的なストレス管理とコーピングスキルの習得を支援します。
5. 家族や周囲とのコミュニケーション支援
双極性障害の理解が周囲に浸透することで、本人の支援体制が強化されます。
カウンセリングでは家族やパートナーへの説明や相談も行い、良好な関係構築をサポートします。
カウンセリングが安心して話せる場であることの重要性
症状の波が激しい中で、誰にも話せない孤独感や不安を抱える方も多いです。
カウンセリングは否定や批判なしに受け止め、共感的に話を聴くことで、安心して心を開ける場を提供します。
話すことで感情の整理が進み、自己理解や問題解決力の向上につながります。
NEEDROOMの双極性障害に対するカウンセリングの特徴
- 全国対応のオンラインサービスで通いやすい
- 精神科医や心理専門家と連携しながら支援
- 症状の波に合わせた柔軟な対応
- 家族やパートナーの相談も積極的に受け付け
- 長期的なフォローで再発予防も重視
まとめ:双極性障害の症状管理と生活支援にカウンセリングは欠かせない
双極性障害は症状の波が大きく、本人や周囲の負担が大きい疾患です。
カウンセリングは症状の理解、自己管理力の向上、生活リズムの安定化、ストレス対処法の習得を通じて、症状の波を和らげ、再発予防に大きく貢献します。
症状に悩みを抱える方、またはそのご家族の方はぜひ一度NEEDROOMのカウンセリングをご利用ください。
専門のカウンセラーがあなたのこころに寄り添い、安心して話せる環境で共に歩みます。