ブログ
解離性同一性障害とは?若者にもわかりやすく解説【群馬・NEEDROOMのカウンセリングで安心できる心のサポートを】
「気がついたら知らない場所にいた」「自分の中に別の人格がいるように感じる」「記憶に抜け落ちがあって怖い」――そんな体験をしていませんか?
それは「解離性同一性障害(DID)」と呼ばれる心の病気の可能性があります。今回は、できるだけ専門用語を使わず、若い方にもわかりやすくこの状態を解説し、群馬県にあるNEEDROOMのカウンセリングによる支援についてご紹介します。
解離性同一性障害とは?
解離性同一性障害とは、自分の中に複数の「人格」が存在しているように感じたり、自分が自分でないような感覚になる心の病気です。以前は「多重人格」と呼ばれていたこともありますが、現在はより正確な理解と支援が求められる繊細な障害です。
この障害は、心が過去のつらすぎる体験から自分を守るために、意識や記憶、感情を分けてしまうことで起こります。強いストレスやトラウマ体験が背景にあることが多いとされています。
主な症状
- 自分の中に「別の自分」がいるような感覚がある
- 自分の言動や行動をあとから「記憶にない」と感じる
- 時間が飛んでいたり、知らないものが自室にある
- まわりから「さっきと話し方が違う」と言われる
- 一部の記憶がすっぽり抜け落ちている
- 自分自身の感情や身体の感覚が遠く感じる
- 無意識に自傷行為や過度な買い物をしていることがある
これらの症状があっても、本人は混乱していたり、「人に話したら変に思われるのでは」と怖くて誰にも相談できないことも多いです。
なぜ起こるの?
多くの場合、子ども時代に受けた強いストレスやトラウマ、虐待、継続的な心の傷がきっかけになります。心が「このままでは壊れてしまう」と判断し、自分を守るために記憶や感情を分けて抱えるという防御反応の結果として生じると考えられています。
決して「演技」や「嘘」ではなく、心が本気で自分を守ろうとした結果なのです。
自分を責めないでください
「こんな自分はおかしい」「人に知られたらどうしよう」と思ってしまうのは当然のことです。でも、解離性同一性障害は“異常な人がなる病気”ではありません。
むしろ、ものすごく頑張って、つらい状況を乗り越えてきた人が、自分を守るために使ってきた力の一つです。
だからこそ、自分を責めるのではなく、今の心の状態に「気づく」ことが第一歩です。
NEEDROOMのカウンセリングでできること
群馬県にあるNEEDROOMでは、解離性同一性障害のように、繊細で複雑な心の問題にも丁寧に対応しています。
一人で抱え込まずに、自分の心の声に耳を傾け、安心できる場所で対話を重ねていくことが大切です。
NEEDROOMのカウンセリングの特徴
- 専門資格を持つカウンセラーが個別に対応
- 「どこから話せばいいかわからない」方にも寄り添うサポート
- 心の中にある“もう一人の自分”の存在を否定せず受け止める
- 無理に記憶を掘り返すことなく、安全な距離感で対話を進める
- 医療機関との連携も可能で、安心して相談できる体制
カウンセリングでは、焦らず、否定せず、自分自身を少しずつ理解していくプロセスを大切にしています。
まとめ
解離性同一性障害は、自分を守るために心が選んだ方法です。怖い・恥ずかしい・不安といった気持ちを抱えているかもしれませんが、あなたのその感覚にはしっかりと意味があり、背景があります。
NEEDROOMのカウンセリングは、そうした心の奥にある思いや傷に優しく寄り添い、「あなたらしさ」を取り戻すお手伝いをします。
「私は変なんじゃないか」と思ったときこそ、相談してほしい――
誰にも話せなかった気持ちを、そっと打ち明ける場所が、ここにあります。あなたの心の安全地帯として、NEEDROOMはいつでもお待ちしています。