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2025-08-01 14:25:00

オンラインカウンセリングで強迫症と向き合う方法

「何度も手を洗わないと気が済まない」「鍵を閉めたか不安で何度も確認してしまう」もしあなたがそう感じているなら、それは強迫症(強迫性障害)のサインかもしれません。

強迫症は、自分の意思に反して特定の考えやイメージが頭に浮かび(強迫観念)、それに伴う不安を打ち消すために特定の行動を繰り返してしまう(強迫行為)心の病気です。この病気の治療には、医師による診断と薬物療法が不可欠ですが、それに加えて、オンラインカウンセリングが心の回復をサポートするための新しい選択肢となります。

オンラインカウンセリングが強迫症の治療を支えるメリット

オンラインカウンセリングは、場所や時間の制約を受けずに専門家のサポートを受けられる、新しい心のケアの形です。

  1. 自宅から無理なく治療をサポート 強迫症の症状によっては、特定の場所に行くことや、人との接触が困難になる場合があります。オンラインカウンセリングなら、慣れた自宅から、無理なく専門家と定期的に話すことができます。これにより、治療を継続しやすくなります。
  2. 行動療法などの実践 強迫症の治療では、暴露反応妨害法などの行動療法が有効とされています。これは、強迫観念と向き合い、強迫行為をせずに不安に耐える練習をするものです。オンラインカウンセリングでは、カウンセラーと一緒に、自宅という安心できる環境で、段階的にこれらの練習に取り組むことができます。
  3. 自己理解を深め、不安のループを断ち切る 強迫症の根底には、不安やストレスが隠れていることがあります。カウンセラーと一緒に、何が不安の原因になっているのかを整理し、自分自身の考え方や感情のパターンを理解することで、不安のループを断ち切る手助けをしてもらえます。

利用する際の重要な注意点

オンラインカウンセリングは強迫症の治療を支える強力なツールですが、以下の点を必ず理解しておく必要があります。

  • 医師の診断と治療が最優先です。 オンラインカウンセリングでは、医師による診断や薬の処方はできません。強迫症の疑いがある場合は、まず精神科や心療内科を受診し、医師の診断を受けることが最も重要です。
  • 緊急時には対応できません。 強い希死念慮があるなど、緊急性が高い場合は、オンラインカウンセリングではなく、すぐに医療機関を受診するか、公的な相談窓口に連絡してください。

まとめ

オンラインカウンセリングは、強迫症の治療を支え、より良い回復を目指すための有益なサポートツールです。主治医と相談しながら、うまく活用していくことが大切です。一人で抱え込まず、新しい一歩を踏み出してみませんか?

 

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