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2025-07-30 15:45:00
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の初期症状から急性期、回復までの道のり
心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、強いショックやトラウマとなる出来事を経験した後に、その体験が心に深い傷を残し、日常生活に支障をきたす精神疾患です。災害、事故、暴力、戦争などの体験が引き金となり、適切な対応をしないと長期間苦しむことがあります。この記事ではPTSDの初期症状から急性期、回復までの過程をわかりやすく解説します。
PTSDとは?
PTSDは、トラウマとなる出来事を経験または目撃した後に、強烈な恐怖や無力感、恐怖の再体験などが続き、精神的な苦痛が慢性的に続く状態です。適切な治療を受けないと、生活の質が大きく低下します。
初期症状の特徴
- トラウマ体験の断片的なフラッシュバックや悪夢
- 体験を思い出すことへの強い回避行動
- 不眠や過覚醒(常に緊張している状態)
- 集中力の低下や感情の麻痺
- 急激なイライラや過敏な反応
初期症状は見過ごされがちですが、早期の対応が重要です。
急性期の特徴
- フラッシュバックや悪夢が頻繁に起こる
- トラウマに関連する状況や話題を避けるため、社会的孤立が進む
- 過覚醒状態が続き、睡眠障害や身体症状が悪化する
- 抑うつや自殺念慮を伴うこともある
急性期は精神科医や専門機関のサポートが必須です。
治療方法
PTSDの治療は、薬物療法と心理療法の組み合わせで行われます。
- 薬物療法
抗うつ薬や抗不安薬が用いられ、症状の軽減を図ります。 - 心理療法
認知行動療法(CBT)、特にトラウマ焦点型認知行動療法やEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)が効果的です。 - サポートグループ
同じ体験を持つ人との交流で孤独感が和らぎます。
回復期の過ごし方
- 安全な環境で心身の安定を図る
- 無理をせず徐々に日常生活へ復帰する
- 継続的な治療とカウンセリングを受ける
- 家族や友人の理解と支援を大切にする
周囲の理解と支援の重要性
PTSDの本人はトラウマの苦しみを理解されにくく、孤立しやすいです。家族や職場、友人の理解と支えが回復に大きな力となります。
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