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2025-07-30 15:40:00

双極性障害 I型・II型の初期症状から急性期、回復までの道のり

双極性障害は、気分が極端に変動する精神疾患で、I型とII型に分類されます。気分の高揚(躁状態)と落ち込み(うつ状態)を繰り返すことが特徴で、適切な治療と支援が重要です。この記事では、双極性障害I型・II型の初期症状から急性期、回復までの道のりをわかりやすく解説します。

双極性障害とは?

双極性障害は、気分の波が激しく変動する病気で、I型は重度の躁状態を伴い、II型は軽度の躁状態(軽躁)とうつ状態を繰り返すのが特徴です。躁状態とうつ状態が交互に訪れ、生活や人間関係に大きな影響を及ぼします。

初期症状

双極性障害の初期症状は、躁状態とうつ状態の双方で異なります。

躁状態の初期症状

  • 気分が異常に高揚し、多幸感が強い
  • 睡眠欲求の低下(ほとんど眠らなくても平気)
  • 話が止まらず早口になる
  • 衝動的な行動や過度な買い物、ギャンブルなどに走る
  • 自信過剰で現実的でない計画を立てる

うつ状態の初期症状

  • 強い憂うつ感や無力感
  • 興味や喜びの喪失
  • 疲労感、集中力の低下
  • 自己評価の低下や罪悪感
  • 睡眠障害や食欲の変化

急性期の特徴

躁状態とうつ状態が激しく現れる急性期は、生活や対人関係に深刻な問題を引き起こします。

  • 躁状態では判断力の低下によりトラブルや事故のリスクが高まる
  • うつ状態では自殺念慮が強くなることがある
  • 感情の波が激しく、不安定な状態が続く
  • 社会的な孤立や職場・学校での支障が顕著になる

急性期の症状は早急な専門的治療が必要です。

治療と回復へのプロセス

双極性障害の治療は、症状の安定化を目指し、薬物療法と心理療法が中心となります。

  • 薬物療法
    気分安定薬や抗躁薬、抗うつ薬などが用いられ、症状に応じて組み合わせます。自己判断で薬を中止せず、医師の指示に従うことが重要です。
  • 心理療法
    認知行動療法や家族療法などで、症状の理解や対処法を学び、再発予防につなげます。
  • 生活リズムの安定
    規則正しい睡眠や食事、ストレス管理が回復に欠かせません。

回復期の過ごし方

回復期は症状が落ち着き、日常生活を少しずつ取り戻す段階です。

  • 無理をせず、徐々に社会復帰を目指す
  • 薬の服用や通院を継続する
  • ストレスや疲労に注意し、体調管理を徹底する
  • 周囲の理解を得て支援を受ける

家族や周囲のサポート

双極性障害は本人だけでなく、家族や周囲の理解と協力が回復に不可欠です。感情の波に振り回される本人を責めず、支え続けることが大切です。また、専門機関との連携も欠かせません。

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