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2025-07-30 09:07:00
草津温泉の粋!「湯もみショー」で群馬の伝統に触れる感動体験
群馬県が誇る日本三名泉の一つ、草津温泉。そのシンボルである湯畑のすぐそばにある「熱乃湯(ねつのゆ)」では、草津温泉ならではの伝統文化「湯もみショー」が毎日開催されています。ただ温泉に入るだけじゃない、群馬の歴史と温泉文化を肌で感じられる、このユニークなショーの魅力をご紹介しますね!
湯もみショーとは? 熱すぎる源泉と知恵の結晶
草津温泉の源泉は、なんと約50℃もの高温!そのままでは熱すぎて入浴できません。そこで、水を加えて温度を下げるのではなく、温泉成分を薄めずに温度を調整するために生まれたのが「湯もみ」という独特の入浴法です。
長い板を使って、源泉をかき混ぜることで温度を下げるとともに、お湯を柔らかくする効果もあると言われています。この伝統的な湯もみを、湯もみ娘たちが歌と踊りを交えて披露してくれるのが「湯もみショー」なのです。
迫力満点!湯もみ唄と踊りに込められた群馬の心
「湯もみショー」の見どころは、何と言ってもその迫力と、湯もみ娘たちの息の合ったパフォーマンスです。
- 湯もみ唄: 「草津よいとこ一度はおいで」のフレーズで始まる「草津節」をはじめ、複数の湯もみ唄に合わせて、長い板をリズムよく動かします。歌声は力強く、湯もみの動作はダイナミック。熱い湯気を立てながら板が打ち合う音は、まさに草津温泉の生命力を感じさせてくれます。
- 息の合った動き: 湯もみ娘たちが、一糸乱れぬ動きで板を操る姿は、長年の練習とチームワークの賜物。その美しい動作に見入ってしまいます。
- 伝統の衣装: 湯もみ娘たちが身につけているのは、昔ながらの湯もみ着。日本の伝統的な美意識と、温泉文化が融合した衣装も、ショーの魅力を引き立てます。
ショーを見ていると、ただ温度を下げるだけでなく、お湯に「気合」を入れているようにも見え、群馬の温泉文化の奥深さを感じることができます。
観るだけじゃない!「湯もみ体験」で群馬の湯をかき混ぜよう!
「湯もみショー」では、観客が参加できる「湯もみ体験」の時間も設けられています。
- 板を持ってチャレンジ!: 希望者は舞台に上がり、湯もみ娘たちと一緒に実際に長い板を持って湯もみに挑戦できます。見た目以上に重く、力が必要な作業ですが、みんなで声を出しながら湯をかき混ぜる一体感は、忘れられない体験となるでしょう。
- 記念撮影も: 体験の後は、湯もみ娘たちと一緒に記念撮影もできます。草津温泉を訪れた記念に、ぜひチャレンジしてみてください!
この体験を通じて、単にショーを見るだけでなく、群馬の温泉文化の一部を自分自身で体験できる貴重な機会となります。
熱乃湯:湯畑のすぐそばで歴史を感じる場所
湯もみショーが開催される「熱乃湯」は、草津温泉のシンボル「湯畑」のすぐ目の前に位置しています。ショーの前後には、湯畑周辺を散策したり、足湯に浸かったりして、群馬の温泉情緒を存分に楽しむことができます。