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2025-06-02 09:38:00

登校拒否の低年齢化

昨今、登校拒否で学校に行かない。格好に行きたく無いというお子さん達が非常に増えています。

今までは、中学生や高校生に多く見られた登校拒否ですが今では小学生の低学年から登校拒否になる生徒も多くいます。

 

原因というのは色々あると思います。

まず、登校拒否の低年齢化に関して言えば社会的ストレスや学校内でのストレスに敏感な子供たちが数年前より大きく低年齢化しているという要因があると思います。

 

今の時代は「登校拒否=いじめ」というパターンだけでなくストレスが要因になって登校拒否になる子供が増えてしまっています。

 

今の日本の社会的なストレスや学校内でのストレスが非常に大きな問題になっている事が大きな要因であり日本という国がストレス国家になっていることの証明だと思います。

 

これは、子供たちが悪いのではなく大人たちが作ってきたストレス社会や教師や教育委員会が作っている格好という在り方そのものが子供達のストレスであって子供たちが悪いのではなく社会や学校という場で子供たちがストレスと感じてしまう環境を作ってしまっている大人たちに問題があるのです。

 

登校拒否になる子供たちはそんな大人が作ったストレス環境の犠牲者な訳です。

 

でも、親御さんからしたら子供が登校拒否になれば困惑する気持ちも分かります。

一番は学業の遅れや友人関係の構築など心配になることは多くあると思います。

 

但し、今一番の問題は登校拒否の子供を受け入れる環境がないのがいちばんの問題で公立のフリースクールや私立のフリースクールも足りていませんし非営利団体の運営するフリースクールも足りません。

 

また、受け入れ先があったとしてもフリースクールなどに適応出来るかも同時に問題になる訳です。

 

私自身も不登校でフリースクールに通いましたが私自身はフリースクールに馴染めましたがフリースクールに通い出しても突然フリースクールも来られなくなる子も多く知っています。

 

今のフリースクールというのは自由がなく学校と全く変わらないから尚更フリースクールに通わないという選択をする子供も増えてきていると思います。

 

私が通っていたフルースクールは自由で運動でも勉強でも好きな時に好きなことをするフリースクールだったので適応できました。

 

私が言えるのは、子供を無理やり学校に行かせないで下さい。

これは一番の問題で、親御さんへの信頼を失う事だけではなく学校という場で多くのストレスを溜め込んでしまい精神疾患などの発病につながる可能性があるからです。

 

だから逆に考えればいいのです。

親子のコミュニケーションをしっかり取って子供の個性を親御さんがしっかり把握をして個性を伸ばしてあげる教育もありますし子供の興味のある世界にチェレンジさせる事もできます。

 

学習方法も多様化してきており本人が望めばオンライン家庭教師などもあります。

 

登校拒否の子供は逆に個性を伸ばして他の子供には経験できない事をさせて行くチャンスであると考えて欲しいと思います。

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