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2025-05-25 08:46:00

薬に関して

風邪薬など数日飲めばいい薬なら比較的気にせず処方された薬を飲み切りまで飲むと思います。

 

私も、風邪をひけば内科で貰う薬を処方された通り飲みたいと言いたい部分もありますが持病の精神疾患の薬との飲み合わせもあり基本同じ調剤薬局で薬をもらっています。

飲み合わせに問題がなければ処方された風邪薬を終わるまで飲んで治れば終わりだし治らなければ再度受診をして薬をもらう形にしています。

 

しかし、薬の多くが体内にない部質を使って脳内の神経であったりホルモンであったりを刺激するために長く服用すると薬が効かなくなるとか言われている薬が大半を占めます。

 

解熱鎮痛剤などが分かりやすい例で、ウイルスを退治しようと体温を上げるのが人間の本来持つ身体機能ですが、その発熱を神経の働きを沈めて抑えてしまうわけです。

頭痛なども同じ仕組みで神経の働きを強引に抑える事で痛みをとります。

 

また、同じことが麻酔にも言えます。

歯医者で麻酔をする機会は誰もが経験のある事だと思いますが麻酔も体内にない部質で神経を麻痺させて痛みを抑えます。

   

基本的には、解熱鎮痛剤も風邪や頭痛時だと思いますので依存する事はないでしょうし歯医者の麻酔に関しても頻度から考えれば問題のない範囲になります。

 

ここからは私の専門である精神疾患に関する薬事情になりますが精神疾患に使われる薬も体内にない部質を使った薬は多く存在します。

 

これは、風邪薬のように決められた期間ではなく長期間服用する為に依存症や効果が薄れてくるなど問題が多く出てきます。

 

精神安定剤と呼ばれている薬の多くがベンゾジアゼピン契約と言われ体内にない部質で気持ちを整える薬になります。

同じ、ベンゾジアゼピン系で言えるのが昔多く使われていた睡眠薬は基本的にベンゾジアゼピン系の薬で体内にない部質で神経を抑えて眠りにつかせるという作用です。

 

睡眠薬に関して言えば、ベンゾジアゼピン以外の選択肢がかなり増えてきて色々な薬が発売されています。その多くが睡眠を促すホルモンであるメラトニンというホルモンの分泌を促す事で自然な形で眠らせる薬も多くなっています。

 

他にも、メラトニンとセロトニンの両方の分泌を促す薬もあります。

 

抗うつ剤は意外にも体内にない部質で構成されている薬ではなく基本的には脳内のセロトニンの分泌を促しドーパミンの作用を弱める薬が多くあります。

 

しかし、抗うつ剤も精神疾患を長く患っていると薬無しではセロトニンやドーパミンの働きを制御できなくなり異常を起こして喜怒哀楽の表現すら上手くできなくなります。

 

簡単に言って仕舞えば嬉しくも悲しくもないのに涙が流れてきたり疲れているのにずっと歩き続けてしまうなど離脱作用が出やすいのも抗うつ剤です。

 

その他にも向精神薬というカテゴリーがありますが向精神薬の方がベンゾジアゼピン系の安定剤や抗うつ薬より依存性が低いことから抗不安薬として使われたり抗うつ剤を減らして向精神薬で補ったりと医師の判断で使われます。

 

私自身も、ベンゾジアゼピン系の薬を1種類は使っています。も

何が一番悪いという訳ではなく医師の管理のもと適切に処方されている薬を飲む分には問題はないと思います。

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