ブログ
日産はホンダの子会社になるべきだ
昨今、世界中を巻き込んで問題視されているトランプ関税ですが日本はアメリカに対する交渉材料が少な過ぎることからアメリカに大きな譲歩を得られるかという観点で大きな譲歩は得られないと思います。
私なら、アメリカ車の関税は0%にして食肉・小麦・とうもろこしなどの食品関係も関税は0%にします。
理由を言えば、アメリカ車の関税を0%にしても大きくアメリカ車が売れるようになる事は無いと思います。
食肉や小麦などに関して言えば日本は食品関係の高騰もありアメリカから輸入出来る食品関連に関しては一時的に関税を0%まで引き下げても日本に利点はあるという事です。
他にも、日本の米作りをアメリカに投資を行い地域に合わせた銘柄をアメリカで日本方式の生育方法で生産させ必要があれば日本を含め輸入出来る体制を取る。日本米の需要は世界中であり今の米の高騰の背景には海外に輸入されている米の存在があるから米の高騰につながっていると考えるのが普通です。
アメリカからしても日本と同じ生育方法で育てた日本と同じ銘柄の米を日本より安く輸入できればアメリカさんの米であっても良いわけなので日本の農業をアメリカに輸出というか投資を行っていくという選択も可能になります。
しかし、日本政府はアメリカに対して丸腰でお土産すらなくお願いベースで関税を引き下げてくださいとお願いしたところでアメリカが関税を引き下げるはずがありません。
完全に子供の買い物です。
その意味合いで、日産はホンダの傘下に入るべきで今までホンダとしては日産を買収する利点がありませんでしたが日産は多くのアメリカ工場を保有していることから利点が生まれてきました。
ホンダもアメリカに工場はありますがアメリカ国内は少なくメキシコやカナダが中心です。日産はアメリカ国内に多くの工場を持っていますが日産の弱点はアメリカで売れていない事と部品を日本から輸入している事で現状として関税対策は出来ていません。
逆に、ホンダに関して言えばアメリカ国内での生産拠点は少ないもののホンダはアメリカ向け・欧州向け・発展途上国向け・アジア向け・日本向けと車種を分けている関係で共有している部品が少なく部品も含め現地生産・現地組み立て・現地販売という一貫したビジネススタイルをとっているため自動車メーカーの中でも一番関税の影響が少ないのがホンダだと言われています。
トヨタもアメリカ工場はありますが部品はアメリカ生産でないなど問題も多くあります。
マツダやスバルはアメリカ工場すらないので痛手は大きくなります。
ホンダが日産を子会社かすればホンダが大きくアメリカメーケットで優位に立つことができビジネス的な利点も大きい。
ブランディングという意味でもホンダをベースに高級な内装を仕立てるのが上手い日産の力でホンダの高級車部門を日産として最上級ブランドとしてアキュラという3段階にブランディングを行えば良いと思う。
問題になるのが日産経営陣の取締役削減と報酬ダウンを飲むかに関わってくると思います。
でも、どこの企業と組んだとしても日産の取締役削減と報酬ダウンは最低限提示される内容だと思うので日本企業であるホンダに吸収合併されるのは一番理想の形だと思います。