ストレス・不安・悩み・精神疾患
メンタルカウンセリングルーム
『NEED ROOM』

近年はストレス社会でり多くの人がストレスを感じながら生活されていると思います。
そしてストレスに繋がっている不満や不安という弱音などを吐き出せる人・相談出来る人も非常に限られてしまいます。
言いたい事を吐き出したり相談する事は心のメンテナンスという意味で非常に大事な要素でもあり心の健康にも繋がっていきます。
昨今では心の病も多くなっています。心の病に陥る前に心のメンテナンスを行いましょう。
NEED ROOMはZOOMを使用したオンラインカウンセリングです。

ブログ

2025-03-15 11:43:00

うつ病は心の風邪ではありません。

「うつ病は心の風邪」と呼ばれていますが私は「心の風邪」という表現が適しているとは考えていません。理由としてはうつ病を含め精神疾患の治療は長期戦になり数年単位で考える必要があるからです。

 

もちろん、社会復帰というテーマで考えたり病状の安定というテーマで考えれば数ヶ月で病状の安定であったり社会復帰・仕事復帰が出来る場合もありますが薬物療法という治療としては数年単位の長期的な治療期間が必要になります。

 

そして、精神疾患の多くは精神科の医師が問診をした上で病名が決まる事も多くあります。また、転院する事も普通にあり病院が変わる事で病名が変わる事も多くあります。

ただ、精神疾患にも検査はありますが費用的な問題や検査にかかる時間的な問題などからクリニックなどでは導入されていない事が多く検査をして病名が定まる事は少ないのが実態ではあり仮に検査をしても結果として治療方針が変わるか?変わらないか?で判断すると変わらない場合もあることから検査を実施する病院やクリニックは少ないのが現状です。

 

ですので、初診の病院・クリニックなどで「うつ病」と診断されても治療が行き詰まり転院し次の病院・クリニックで病名が変わり治療方針が変わる。更には、また違う病院に転院する事の繰り返しに陥る場合も多くあります。

 

個人的にも多くの病院・クリニックを転院しましたが私の場合は検査をした上で病名が定まっていた事で同じ病院・クリニックで治療してきました。今は、治療方針の変更とフォローアップ体制の整った24時間・365日対応可能な入院病床もある精神科専門の病院に転院して治療を受けています。

 

そのような状態ではありますが私も最初の診断は「うつ病」でしたが検査の結果としては「双極性障害」であり「うつ病」の診断を受けてから既に20年近くが経過しています。そして、今でも診察で通院して薬も飲んでいるのが現状です。

 

ですので、私の個人的な考えとして「うつ病は心の風邪ではない」と考える必要があり私個人ですが20年近くの歳月が経過しても病名は変わりましたが精神疾患を抱えていますので長期戦でもあり一生背負う障害でもありますのでうつ病の診断でも心の風邪とは言えないと考えています。

 

精神疾患という病気は身近な病気と言われるようになりましたが病状が安定しても完治は難しいのが精神疾患の怖さでもあります。私自身も数年で完治すると考えていましたし数ヶ月で社会復帰出来るとも考えていましたが20年近くが発病から経過していて未だに治療中でもありますのでゴールは見えていません。

 

だからこそ、精神疾患を予防するために「ストレスを溜めない」「疲労を溜めない」「睡眠をしっかり取る」などの事を踏まえて生活する事でリスクを減らせます。

 

しかし、精神疾患を抱える人も昨今は増えていますが私を含め精神疾患を患った事で「アレは良くなかった」「休めば良かった」「病気になるサインが一杯あった」などの考えになりますが基本的には自分自身が精神疾患になるとは考えていませんでしたし精神疾患を抱えて20年近く治療しても治らないとは全く考えていませんでした。

 

精神疾患は予防出来るとは考えていますが多くの人は自分が精神疾患になると考えていませんので結果として精神疾患を患う人が増えていく結果になっていると思います。

 

https://www.tl-assist.com/user/reservation/A4nivTvJ/staff