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日本の文化〜総集編〜
ここまでのブログで書いた内容の要点を簡単に纏めると日本には今でも軍事国家時代の遺産的な考え方が残っているという要素を書いてきました。
政治・社会・子供の教育など社会生活を送る上で避けては通れない道に日本の社会というのは軍事国家時代の遺産が残念ながら残ってしまっている実態があると思います。
その、軍事国家時代の遺産を平和のための教訓として存在するのであれば悪いことではないと思いますが悪い意味で残ってしまっているのが日本の文化です。
本当であれば、政治も社会的な要素も時代に合わせた変革が必要となる訳ですが日本に残っているのは悪い要素から脱却出来ていないのが現状です。
今でも目線を変えれば戦争をしている国や内戦問題を抱えた国があります。
それだけではなく、飢餓に苦しむ子供達が溢れている地域や医療を受けられない環境の地域も多くあります。
そのような地域では誰しもが多くのストレスと闘っている事実もありますがストレスを感じる前に生きる事に必死な状況ですからストレスに溢れ精神疾患を患う暇もなく生きる為に必死に生きている人達もいます。
日本でも戦時中などには多くのストレスと不安を抱えながら必死に生きてきた過去もあったと思います。そして、災害などで家を失い家族を失うような大災害に遭遇してしまうと多くのストレスがかかっているにも関わらず生きる事に人間は必死になります。でも、生活基盤が安定してくるとP T S Dや色々な精神疾患が現れるケースも多くあります。
一番大事な要素が教育現場にも育った環境や時代によって授業内容は違いがあるかもしれませんが基本的には軍事国家時代の遺産がしっかり残ってしまっている事実があります。
そのような環境で育ってきた人が社会人になって就職をして殆どの人が会社に勤めますので会社にも自動的に軍事国家時代に遺産が受け継がれお国の為から会社のためという形に変わるだけで必死になって働く。
「日本人は勤勉である」と言われます。私はこの言葉を聞くと残念な気持ちになります。この言葉は軍事国家時代の遺産からくる要素で良い高校・良い大学に入る為に寝る間を惜しんで勉強をして今度は大企業に就職する為に・・・就職すれば会社の為に夜遅くまで働く・・・このように書き出して見ると軍事国家の名残を感じてしまうのは私だけでしょうか?
「日本人はほどほどを知っている」「日本人は働く時は働き遊ぶ時は遊ぶ」このような言葉の方が本当は理想です。
教育に関しても「宿題は友達と遊ぶ事です」「受験勉強は学校で教えるだけで十分です」「受験勉強はしっかり寝る事です」と、教える方が今の教育現場より良い方向に向かうと思います。
まぁ、文部科学省にしても財務省にしても各省庁の中心は軍事国家時代の考え方が残っている事実もあり頭の良い人の集まりだと思う各省庁も上司から受け継がれている方針を変えられないから結果的に軍事国家時代の考え方が残ってしまうと私は考えています。
この考えが国にあり社会にあり学校や教育機関にもある訳ですので、そこに対してストレスを感じない人はいませんし学校などで登校拒否が増えてしまうのも仕方のない事だと思います。
私は、日本は平和な国家であるという認識でいますが日本の社会の中は軍事国家時代の遺産を引き継いでしまっている。
悪い遺産や名残は捨てるべきであり悪い遺産や名残が残ってしまっている事で国民がストレスを感じたり精神疾患を患ってしまったりする原因の一つだと思います。
ヨーロッパ諸国は戦争をする事で領土争いを繰り広げてきた歴史的背景がありますが軍事的思想は一切残っていません。
日本人は非常に真面目でもあると思いますが真面目だからこそ昔の考え方を受け継いでしまう傾向がある気もしています。
私達は、日本人として忘れてはならない歴史的背景もあると思いますが今は経済大国ですので遺産でも名残でも全てを改革しないと日本の幸福度も少子化対策も教育に関しても良い方向には進まないと覆います。
そして、良い方向に向かわない現代社会でストレスを抱えてしまう方や精神疾患を患ってしまう人は遺産とか名残に浸っている人達の犠牲者でもあると思っています。