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メンタルカウンセリングルーム
『NEED ROOM』

近年はストレス社会でり多くの人がストレスを感じながら生活されていると思います。
そしてストレスに繋がっている不満や不安という弱音などを吐き出せる人・相談出来る人も非常に限られてしまいます。
言いたい事を吐き出したり相談する事は心のメンテナンスという意味で非常に大事な要素でもあり心の健康にも繋がっていきます。
昨今では心の病も多くなっています。心の病に陥る前に心のメンテナンスを行いましょう。
NEED ROOMはZOOMを使用したオンラインカウンセリングです。

ブログ

2025-01-18 09:32:00

日本の文化〜社会・仕事編〜

日本人は良く学び良く働くという日本人の人間性があると思います。

前回のブログで「教育編」を書きましたが教育現場と同じく日本の社会構造は未だに軍事的な教育が残っていると書きましたが、その教育現場で育った人達が社会を支えている訳ですから軍拡主義のカケラが社会活動の現場にも残っていると思います。

第二次世界大戦当時の日本は戦争に行って命をかけて戦う事が美学と言われた時期もありましたし特攻隊の様な命を落とす覚悟で攻め込むなど多くの日本人の命が失われてきました。

そして、数十年前までは生涯雇用という形で一度就職したら定年まで働くというのも一つの文化でもありましたが今では職場が自分に合わなければ転職するのが当たり前の社会へと変化してきています。

この転職するのが当たり前となっている現代社会の在り方は正しい道に進む大きな一歩だと考えていますが基本的な話をしてしまうとベンチャー系企業も含め軍事産業の一部が残っているのが今に日本の社会像だと思います。

本当の仕事というものは出勤時間に出社して定時で仕事を終わりにして帰宅するというスタイルが多くの国での働き方です。欧米では定時に帰り映画など自分の趣味に充てる時間を確保することで仕事の効率が上がるという研究結果も出ています。

しかし、日本の働き方は出勤時間に出社し遅くまで残業してから帰ると言うのが日本の社会的文化であり仕事を定時で終わらせて帰宅している人は極々一部の人に限られていると思います。

そして、定時で帰る人はしっかり仕事を終わらせて帰るのに「やる気が無い」「怠けている」と未だに言われているのも現状です。

逆に、頑張って仕事をしても残業しなければいけないから昼間に頑張っても仕方ないと言う人まで実際に居ます。

仕事の効率が下がるのにも関わらず「残業するのが当たり前という」社会システムになってしまっている日本の文化という観点で考えた時に軍国国家だった時代の「寝る間を惜しんでお国の為に働く」という文化が未だに残っているのも現実だと思います。

そんな文化が残ってしまっている日本という国の幸福度が低いのもある意味納得できる要素でもあります。

そして、私自身も寝る間を惜しんで仕事をしたり寝る間を惜しんで勉強したりした時期もありました。寝る間を惜しんで勉強するのは仕方ないとして寝る間を惜しんで働き続けた結果が精神疾患を発病するに至った要素になります。

でも、時代は変わっている訳ですから残業は悪であり定時帰宅が善となる必要があります。

物価対策の賃上げという意味で、多くの人材をリストラし残った人材だけ賃上げを行うのが本当に良いのかという要素もある訳です。

このような社会システムというか働き方が変わらない限り日本の幸福度は上がりませんし少子化も止まりません。

更には、精神疾患患者の数に関しても日々増えていくのは仕方のない社会構造・社会システムだと思います。

今は時代が変わっている訳であって会社も考え方を変え個々の個人も考え方を変えて仕事は定時で帰宅しプライベートな時間に充てるという環境を作る必要があると思います。

それこそ、103万の壁の撤廃と言っているのは働きましょうと言っているのと同じで政治も軍事産業の遺産を引き継いでいる状況です。

この103万の壁という要素に関しては賛成できない要素で税金の控除も撤廃しても良いと思うのですが基本的には働いて得た収入に対して税金を払うのは国民の義務です。

税金の控除額を引き上げるのであれば他の対策に使える予算を物価高対策に使う方が圧倒的に意義のある政治判断だと思います。

今の政治に求められているのは単純に国民の幸福度を上げる政策を出来るか否かです。

そして、そこには国民の働き方改革が付随されてくるでしょうし働き方改革だけでなく個々の趣味や家族と過ごす時間の充実も重要な要素になると思います。

今、少子化問題を抱えている国は基本的に中国と日本で欧米などでは少子化問題は一部を除き問題視されていない要素です。

この少子化問題の一番の解決策は国民が日本の未来を描いた時に今の政治では日本に未来はないと判断しているからこそ少子化につながる訳です。

税金だけ増えていく未来と働き詰めになるような未来しか描けなくなってしまっている現代の社会像の中で子供を産もうと思う人やお金を溜めないと年金だけでは暮らせないと思い子供を作らない家庭もあるでしょう。他にも、「子供が大きくなった時に苦労させたくない」と考えている人も大勢いると思います。

明るい未来像が日本にあれば日本の政治がより良い国を作る能力があれば少子化問題も解決すると思います。