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物価高による医療施設への影響と薬の規制
物価高による影響で私たちの生活は辛い状況にありますが医療施設でも同じことが言えるとの話を聞きました。
私の主治医に聞いた話ですが第一に診療報酬を増やすと国が入っていても実際の現場では診療報酬は減っているそうです。
また、国が決めた方針で副作用の可能性や副作用を軽減する為の内科的な薬の処方すら理由を明記しないと検査も処方もできない状況にあるという状況で医師に掛かる負担は増えても診療報酬は事実上減っている状況らしいです。
それだけでなく精神科医が併用して使いたい薬があっても併用しての処方が出来なくなっているらしいです。
この話は、私も前々から聞いていましたが基本的に抗精神薬の処方制限です。
数年前は処方制限はなかったと記憶してますが、そこから同時に処方出来るのが3種類になったと思ったら今は2種類になり私自身も患者として今まで3種類使っていたのに2種類に規制されたので薬の処方の変更を余儀なくされました。
その関係で、診療報酬は事実上減らされ物価高により医療品の値上がり電気代などのエネルギー関連の値上げなどで病院経営も厳しい時代になっているとの事でした。
ただ、薬の処方規制に関して抗精神薬を2種類まで規制する意味が分からないとドクターも言っていましたし私自身も3種類飲んでて問題は一切なかったので2種類に制限する意味が分かりません。
個人的なことを言えば、2種類に規制した事で1つの薬の用量が増えてしまった事から来る副作用など病状の事などを考えたら2種類に規制された事で副作用だと疑われる症状に悩まされたりしています。
個人的には、多くの精神科医がベンゾジアゼピン系の薬を長期服用する事での危険性を訴え頓服として単発的な使い方に絞るべきだとの意見を国に訴えてますが国は動きません。
さて何故か?
答えは非常に簡単で抗精神薬に比べて薬の価格が安い事と、抗精神薬とベンゾジアゼピン系では医師の保険点数も調剤薬局の保険点数が抗精神薬の方が高いんです。
そんな事もあり病院としても形上では医療報酬が上がっても検査も規制される、薬の処方も必要だと判断していても処方出来ない状況になっている、結果として医療報酬は減る、そこにエネルギー高があり結構病院経営も大変なようです。
海外では、ベンゾジアゼピン系の薬はスポットとして頓服などで使用する以外の処方は規制されてますが抗精神薬への規制があるのは日本のみです。
日本の考え方と海外の考え方は根本から違って海外ではベンゾジアゼピン系のような薬は頓服以外でに使用はできませんが抗精神薬の使用に関する制限はありませんが日本は医療点数の少ないベンゾジアゼピン系の薬は規制などは一切なく抗精神薬には規制をかける。
何故、ベンゾジアゼピン系の薬が海外で規制されているかといえば、依存性が高い事や離脱症状が起こる可能性の高さや自殺率の高さなどが危険因子として言われています。