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2024-05-30 10:05:00
目や耳で感じる事と脳で感じることの違い
人間は目で見たり耳で聞いたりする情報で判断したりする事が多いと思います。
でも、目で見たり耳で感じたりするのは脳の表面上の感覚であり実は頭の奥底で感じている事は大きく違ったりもします。
アメリカでの実験で目では認識出来ない程の短いハンバーガーの写真を映画の中に5秒毎に映し出す形で1ヶ月半上映しました。
その結果として何が起こったかと言えば、ハンバーガーの売り上げが全米で1ヶ月半の売り上げが前年比で3倍、前月比で3.5倍に増えたそうです。
但し、上映期間である1ヶ月半を過ぎると徐々に売り上げは下がっていったそうです。
今度は、耳では聞き分けけ出来ない音量で終始コーラ・コーラと連呼した音楽を一定期間コーラとは全く関係のないCMを放映したらコーラの売り上げがCM放映前より5倍に増えたそうです。
この2つの実験で目で見えなくても脳の機能としてしっかり判別出来ている事が証明されました。
人間の言葉も同じワードであっても相手がどんな感情で言ったかを脳は判別しています。
同じ会話をしたとしてもストレスに感じてしまう会話もあればリラックス出来る会話になったりもします。
脳の素晴らしさでもあり、もう少し鈍感な脳ならストレスも半減するのかとも思いますが人間の脳の仕組みというのは人間自身が感じている以上に超高性能な仕組みになっているのだと思います。
この素晴らしい過ぎる脳の仕組みがあるからこそ人間は多くの歴史を刻み成長しながら現代社会に存在できているのだと思います。